アンニョン

ちょうどヨーロッパにいた時に、BBC news

ことを知ってびっくりしました。
ここ2年ぐらいで、エジプトは3回行っています。
ツアー中、バスの窓から外を見ると、道路脇やロータリーにしょっちゅう、
ヒゲの男の人

ガイドさんに「あの人は 誰?」と聞いたら
「ムバラク大統領だよ」と教えてくれました。その時に
30年近くも大統領職を続けていること
選挙は、彼への票が毎回ほぼ100%に近いということ
だったので、
「それって、なんか不自然じゃないの???」と尋ねたら
「みんな不満は持ってるけど、行動には出せない。
彼が死ぬまで変わらないよ。。。」と諦めたように答えていたのが
印象に残ってます。
でも、行動に移せたのですね。
ムバラク大統領は、功も罪もあるとはおもうけど、彼やその側近、幹部層に
かなりの財産と権力が集中していたのは事実。
それは、私が知っている範囲ではインドもそう、さらにあの国も、かの国も。
デモの中心地、タハリール広場は利用するホテルや日系の企業オフィスも近く、
よく通っていたところです。
静岡市で例えれば、青葉公園みたいなところ。(例えが微妙)
ソウルでいえば、市庁の前の広場みたいなところ。そう! 市庁と同じぐらいの規模で
「この場所に集まることの意味」も持ち、市民の思い入れの強さも似ています。
その近くにエジプト考古学博物館があります。
旅行業界としては、大打撃。
毎年11~3月の気温の落ち着いた時期がエジプトの「観光シーズン」
まさに、今なんです。
外務省から「


キャンセル。しかも3月末まで。会社は大変な状況です。
現地のガイドさんたちも、仕事がゼロになって大変だろうなあ…
これ以上、死傷者が増えないで、一日でも早く平和的に解決できることを祈っています。

ギザの3大ピラミッドを背景に(カイロ市内から10分ぐらいの近さにドーンとあります)

エジプト考古学博物館。有名なツタンカーメンの黄金のマスクが
あるところ。これ以上の略奪や襲撃の標的になりませんように

ナイル川から市街地を臨む。高層ビルの右下がタハリール広場です。
カイロは雑多だけど、力強く美しい街です