
何気なくテレビをつけたら、気になるドラマをやっていたので見てみました

「大阪ラブ&ソウル」~この国で生きること

HPはこちら
軸になるのは在日3世の大学生。ハーモニカで生計を立てていこうとするが、在日2世の父親にののしられ、ミャンマーからの難民の女性と恋に落ち、結婚を意識するが、これまた父親に猛反対される。
そして話は続きます・・
1時間少しのお話なのですが、中身は深かったです。
大阪の「鶴橋」というコリアタウンが舞台。以前友人から聞いてはいたけど、画面をみた印象は本当に韓国みたい

人口の4分の1が在日といってたような・・・

今は東京に住む在日の知人は、以前「あなた達と私は違う」と思っていた、と言ったことがあります。
ましてや、少し前までは、偏見も多かった時代。私にはわからない複雑な心境を感じました。
そして主人公の交際相手を見て、もう帰国してしまったけれど、受け入れを通じて知り合ったミャンマーの女性を思い出しました。手紙を送っても、すべて検閲にあうということ、そして、彼女にはそれは当たり前のことだといっていました。帰国して建築の仕事をしたいといっていたけれど、どうしているかな~

この話にミャンマー人をからませたことが、ドラマをより深くしていると思いました。
ハルモニが4・3事件(こんなことがあったのですね)で済州島から逃げてきた自分と、民主化運動の弾圧から逃れてきたこの女性を重ね合わせ、ただただ泣くシーンでは涙が止まりませんでした

軟禁されているアウン・サン・スー・チーさんが、13日に開放されると記事がでましたね。でも、今回の選挙でも民主化は進まず、軍事政権が続くというミャンマー人のコメントがありました。
はたから見ていると、「なんとかならんかな?」と歯がゆいけれど、様々な勢力や事情があり、また民主化ばかりがよいとも思わなかったり(いろいろな意味で)「国を動かす」ってなんだか難しいです。
あ・・話がそれたけど、いいドラマでした

最近、岸辺一徳がツボで・・

「医龍」の面白さもこの人の悪役があってこそ

