
上映最終日の最終回にようやく「母なる証明」見ました

ユリも書いていましたが、確かに「心揺さぶられる感動」とか「うるうるした」というような感情が湧き上がってくる映画ではないですね~

淡々と映画館を出た感じ・・・。ただ、面白くなかったかといえば、面白かったです

ウォンビンがカッコイイ役でなく、この役を選んだのは「演技派」宣言と受け止めました、私。
これは見た人にしかわからないでしょうが、最後の方で、キム・ヘジャがジョンピル(?)という男の子の前で号泣するシーンがあります。
「あなたは両親がいるの?」「お母さんはいないの?」
と聞いて・・・。
私、あの時の彼女の気持ちが、痛いほど伝わってきたのです。
打算なしに、命がけで守ってくれる絶対の存在が、親なんでしょうね。
キム・ヘジャの演じる「母親」は、子を思う気持ちのあまり、狂気的な行動をとります。
私たちには全く理解出来ない行動ですよね。
普通、親は「子どもより先に逝くこと」を望み、子は「親を見取ること」が役目だと思います。
でも、この親は「子より先に逝くこと」は考えられないのでしょう。
心配で・・・。
なんだか切ないです

「母の想い」が悲しく、痛いほどにに迫ってくる映画でした

いわゆるイケメンが、これほど出ていない映画も珍しい。そういう意味では「内容を評価してくれ」という監督の意思が伝わってくるような・・。
チン・グは「オールイン」でのビョンホンの子役時代を演じたことで、存在を知りました。
「かわいい

学生服が似合うこどもから、大人の男になりましたね~

映画「甘い人生」でもビョンホンと絡んでいました。もっともっと日本で人気が出るかと思いましたが・・

映画ですから、ドラマティックにデフォルメされていますが、この滑稽なまでの母の愛情はただ「おかしい」「理解できない」では済まされない気がする私です。