金聖響(キムセイキョウ)さんに会う 〜前編〜 | 楽韓ネット管理人のそれぞれ日記

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韓国大好きアラフォー4人組が、韓国のひと・もの・こと・情報を共有しようと集まった『楽韓ネット』。
ココは4人それぞれが、日々の超個人的ネタ(韓国ネタがあったりなかったり)を自由きままに綴る、そんな日記帳です。


アンニョン音譜 カルです。

昨日は、静岡のグランシップ(東静岡駅北側の大きな黒船)で行われた
「中学生のための音楽会」に行って参りました。

なぜアラフォーが中学生の?
と思われたアナタ。

うちの愛娘リボン(たまに、このブログに「かるにごー」で登場)が、グランシップ
マガジン2009冬号のこのイベントの写真にモデルとして載せていただいたご縁で
親子で観賞させてもらうことが出来たんです。

http://www.granship.or.jp/g/45/index.html


クラシックコンサートは2人とも好きなので、それだけでも
嬉しかったのですが、今回の指揮者がなんと「金聖響(キムセイキョウ)」さん
だったんですよビックリマーク

実は、私の中のマエストロNo.1なんです。
このお方ダウン


$楽韓ネット管理人のそれぞれ日記-金聖響2


<金聖響プロフィール>
 1970年大阪府生まれ。14歳で渡米、ボストン大学哲学科を経て、ニューイングランド音楽院大学院指揮科修士課程修了。タングルウッド音楽祭に奨学聴講生として参加し、小澤征爾氏に師事。ウィーン国立音楽大学指揮科で湯浅勇治、レオポルド・ハーガーの各氏に師事。1998年ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝。その後パシフィック・ミュージック・フェスティヴァル(PMF)などの音楽祭で実績を重ねる。
 これまでに海外ではデンマーク国立放送交響楽団、パリ・ラムルー管弦楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団に客演した。またNHK交響楽団をはじめとして、東京交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢など日本の主要オーケストラに客演を重ねている。2009年4月から神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任する。



(ちょっとこの辺から鼻息DASH!アレグロDASH!になります)


金聖響(キムセイキョウ)さんを初めて拝見したのは3年前の
さいたまスーパーアリーナで行われたヨンの「四月の雪コンサート」です。

そのステージでは、すべてフルオーケーストラによる生音楽が奏でられていました。
「フルオーケストラとは、ヨンこだわってくれたな~」と感激したのですが
その指揮者が彼だったのです。
私の目的は「ヨン参拝恋の矢」以外に何もなかったのですが、時おりアップになる指揮者の横顔。

$楽韓ネット管理人のそれぞれ日記-金聖響3

ん? かっこよくない?


「美しい生き物」には一家言あるワタクシ。背中フェチのワタクシ。
注目しはじめると、その指揮棒を振る姿(特に右手のひねり)のしなやかさが
たまらないのです。


$楽韓ネット管理人のそれぞれ日記-金聖響2



感動したのは、そのしなやかさだけではなく、一人ひとりの団員の発する「音」を
そっと育み、少しずつ(時にはすっと)紡ぎだし、織りゆくような姿。
激しく動く場面もあるけれど、決して過剰ではなく、力ずくでもない。
原曲に忠実を誓っているような姿勢。



「シンプルにして存分」


Conductor、Conductというのは、こういうことを
いうのだなー。と感服したのでした。


その人の指揮を再び見られるという喜びと、「ある計画ひらめき電球」を胸に
カルはグランシップへ向かったのでした 
                            ~つづく~