
「韓国の北野武」こと、キム・ギドク監督。一部に熱狂的なファンがいるという意味ですよね

コアな人に人気があるということは、好き嫌いがはっきり分かれるということ。
で、私、今回「悲夢」見てみました

実は「悲夢」は、昨年の夏シネギャラリーで行われた「コリアシアター」で、最初、上映候補になっていた作品。
結局、上映されたのは別の作品でした。
が、どんな映画なのか、いつも心のどこかにひっかかっていました。
オダギリ・ジョー出ているし・・

けれど結論を先にいいますと、お祭り向きではありませんね~

つまり、一般大衆に向けた映画では、やっぱりなかったです。
おはなしは・・・
ジン(オダギリ・ジョー)が夢を見ると、アカの他人のラン(イ・ナヨン)が実際にそのとおりに動いて事件を起こしてしまう。ジンが夢見ている時の相手は、忘れられない元カノ。だが、実際に動くランの相手は、憎くてたまらない元カレ。
ジンが夢見るたびに、会いたくない彼に会ってしまうランは、ジンに寝るなといい・・・。
説明するのが、ホントに難しい映画ですよ

人間の欲や性(さが)が深くえぐりとってあるような印象でした。
つまり、うまく説明できませんが・・。
人間の基本の欲は睡眠欲、食欲、性欲と聞いたことがありますが、そのうちの食欲以外の2つが、鬼気迫る感じで、これでもかと迫ってきて、苦しくて、思わず顔をしかめちゃいました

最後のあれは、HAPPYENDなんでしょうかね~

以前見た「映画は映画だ」はキム・ギドク監督が原案でしたが、彼の作品は今回が初めて。
他のも見たいような、見たくないような・・・

いや~、やっぱり見ないかも

ちなみに私、北野武作品も見たことないのです
