免疫療法の有用性? | あみちゃんのホジキンリンパ腫寛解後のブログ

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2013年秋、 古典型ホジキンリンパ腫 混合細胞型ステージⅣから緩解後、多少後遺症は残るものの無治療で現在まで再発もなく経過、これから続く同じ病気の人に少しでも元気を与えられればと発信しています。

以前からガン免疫療法の有用性についていつも疑問に思っていました私たちガン患者はガン治療と言われるいわゆる健康保険を使って「標準治療」を選択しています。

 

多くの方が勘違いしている標準治療があればその上のもっと良い治療法があるのではと、その方がよく治る率は高いのではないかと・・・・

 

実際は「標準治療」は現在考えられる治療法の中で有用性が実証されて最も優れた治療法です、巷ではさらに代替え治療が患者の弱みにつけて横行して高額な料金を請求されて命には変えられないと大変な思いをされている方も少ないかと思います。

 

その中でよく見かけるのが免疫療法です

 

先ほどyahoonニュースで「がん免疫療法 国が実態調査へ」という見出しを見つけました。

 

下記がその記事です

(TBS放送系で流れていると思います)

厚生労働省は、人間の免疫力を利用するがんの免疫療法について、国の承認を受けていない治療が、全国の拠点病院でどのぐらい行われているか調査すると明らかにしました。

 がんの免疫療法は、人間の免疫力を利用する新しい治療方法ですが、科学的に有効性が確認されていないものもあります。

 厚生労働省は、質の高いがん治療を行う医療施設として全国434の病院を拠点病院に指定していますが、これらの病院で国の承認を受けていない免疫療法がどれぐらい行われているか、実態調査を行うことを明らかにしました。

 「(免疫療法は)高額なお金もかかると聞いているので、しっかり議論したい」(加藤勝信 厚労相)

 加藤厚生労働大臣は3日朝の閣議後の会見で、「免疫療法は高額なお金もかかると聞いているので、しっかり議論したい」と述べました。(03日14:38)

 

ガンの治療法で手術、抗がん剤、放射線治療の次に免疫療法ですが全て認可されて立証されているません、中には有用な場合もありますが多くはあやしい療法です。

 

それを逆手にとって「夢の治療法」「全く副作用は無し」と甘い言葉で誘ってきます。

保険もきかず高額な料金を支払い治療結果が良くなくても「当医院を訴えません」という誓約書を書かされてさらに上乗せでいろんなサプリメントを買わされそして最悪の結果が待っている。

 

上記の記事で国としてもしっかり調査して有用性があるのは認可してダメなものははっきりダメと報じて欲しいです。

 

私も悪性リンパ腫(ホジキン病、古典細胞型)の治療が終わり間も無く4年になります、この間色々な体調不良もありましたが再燃することもなくなんとか乗り切ってきました。

明日は節目のCT撮影や血液、尿検査など入っています。

4年前まだこの時期(10月)は治療は終わっても寛解宣言もらえるのは後ひと月先です、また再入院してしまいました、明日書きます。