ただ頑張り抜いてきた日々 | Double Peace:)

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DV家庭育ち/見た目はすごく元気(実は心の病気持ち)/スポーツ大好き/実生活では言えない本音/親の退院後の手助け/大好きな人と心から健康に笑顔で生きていくのが夢/初めての方はプロフィールとメッセージボードを読んでいただけたら嬉しいです:)★2023.10.22 blog start

「ラケ、コーヒー好きやん?

だからこれも好きかなと思って」


そう思ってくれる気持ちを

まず嬉しいと思った。





★★

非DV親が数年前初めて病気になって

それまでも家での生活は決して
安心して楽しく暮らせるような
ものではなかったんやけど

更に大変に思えることが増えた。


もちろん非DV親だって
望んでそうなったんではないし

その数年前はまずコロナ禍で
誰もがそれ以前とは違う生活を
してた頃やったからたぶん皆
それぞれに大変やったと思うけど、

たまーにコロナ禍前を思い返すと
DV親からの暴力暴言、干渉や脅迫
などなどはあったけど今よりは

まだ精神的に余裕はあったんかも?
と考える時がある。


もっと言えば、一番大変やった時‥

コロナ禍に入ってすぐ非DV親が
初めて入院、手術した頃

去年非DV親がその時以上に
大きな手術をした頃

の2つに比べたら今でもまだ
気が狂いそうにしんどい
とまでは言い切れないかもしれない。


逆に言えばその2回は
これは絶対に非DV親本人には
言えないけどいつ気がおかしく
なるか分からないくらい
ストレスの負荷が毎日大きくて

よく今でもこうして生きてるなと
自分に対して思ってしまうほど
しんどくてたまらなかった。


非DV親の病気そのものに関連する
大変さというのももちろん
あったんやけど、僕にとっては

それと同じかそれ以上にDV親が
僕に対して暴力的なことを
当たり前に繰り返してくるのも
本当に苦痛で苦しくて辛かった。


ある時、たまたま少しだけ
親戚にそういう話をした時に

「まあ外の人に対して暴力を
振るうわけやなくて家族やろ?
しゃあないって、それはラケが
我慢するしかないんちゃうん」

と半分笑いながら言われて
親戚でもこうなんやったら
世間一般は更にこの感覚なのかと
唖然としたこともあったり。


DV親が外では「病気の家族を
第一に考えてる優しい人」を
演じながら日々家の中では

容赦なく僕を傷つけ続けるのを
毎日絶望的な気持ちで耐えた。


僕がここで声を上げれば
超がつく繊細な性格の非DV親は
病気以外でも大きなストレスを
溜めてしまうことになるのは
分かりきってたから。


スマホ依存なDV親が
大事なことも何もかも僕に任せて
スマホにのめり込んで

それだけでなくスマホのゲームや
何かでうまくいかなければ
そこからまた癇癪を起こしたり
奇声をあげて騒いだり
大声で怒鳴ってきたり

そこからもまた僕への暴力に
移行することもあって、

それは普段から苦痛なんやけど
非DV親が入院や手術の時には
これでもかと僕への痛めつけが
更に激しすぎるししんどかった‥。


非DV親は長年、DV親の凶暴さに
耐えてきてもう先々を見越して
DV親からの攻撃を最小限に
抑えるための行動を取れる人。

非DV親にとってそういうのも
ストレスになるんやろうけど、
DV親にとってはその気配りがもう
当たり前になってしまってて

そこまではしきれない僕に
腹が立ってむかついて
仕方なかったんやろう。


非DV親が大きな手術をした後も
1回短期間入院はしたけど
それは治療上念のためで

そこからは入院したり
何か大きい病気になったりは
してないのを本当に有り難く思うし

健康は当たり前ではなく奇跡。

心の底からそう思ってる。
体だけでなく心の方も。


非DV親はすごく細やかな人やから
血液検査の結果も一つ一つ
細かく見るんやけど、もしその中に
前より数値が悪いものがあると

僕が非DV親の生活を
サポートしきれてないから

僕がもっと体にいいメニューを
毎日作ってないから

というような空気になる
(直接非DV親から非難されたり
文句を言われるわけではない)

のも僕にとってはとても辛い。


非DV親が病気を経験してから
僕にも我慢することはより増えたし
実質できなくなったこともあるけど

それは仕方ないと思ってるし
家族として支えるのも
当たり前と思ってる。

(非DV親も「感謝はするけど
家族としてサポートするんは
当たり前のことやと思う、
もし自分が逆の立場でももちろん
家族のために手助けするから」
とよく言ってる)


でも、
家族の誰かが病気になった後は
家族全員が前の生活の頃に
楽しんでたことはできなくて当然

家族の誰かが病気を経験したのに
家族が趣味とか好きなこととかに
時間を使おうとするのは本来非常識

という考えが非DV親には
すごくあるような気がして

DV親も「自分はこれまでと
同じように好きなことを楽しむけど
ラケは〇〇(非DV親)を助けて生きろ」
「もうラケに任せてあるから」と
いう圧力を常々かけてくるから

僕はここ数年特にずっと
心の行き場が本当にない。


ここにはこういう気持ちを書けても
実生活でこんなこと言える
相手もいないし場所もない。


去年、非DV親が大きい手術の前は
どうしても不安でたまらなくて
その1ヶ月前くらいにニコに

「親が結構大きい病気で
来月朝時間の手術するんよね」

という話を少しだけしたら、

その後手書きのメッセージや
僕がいつでも持ち歩けて
見る度に元気になれる小物や

励ましの動画をくれたりして

ニコって普段めちゃくちゃ言葉で
あれこれ言ってくれたりは
そんなにしないけど

こういう時は優しいんやなと
それが本当に大きな支えやったし

今もあの頃には絶対戻りたくないけど
ニコの気持ちや優しさは
これからもずっと忘れないな。


大げさではなく僕は
あの日々をニコで生き延びてた。



もっと頑張ってる人がいるのも
もちろん分かってるけど、
精神的にもうそろそろ本当に
限界やなと最近よく思う。


それでも、誰に相談できるわけでも
ないから今日も自分をごまかして
無理して笑って生きる。