親戚が非DV親に
「一緒に住んでる家族とあんまり
会話がないからつまらない」
という愚痴を言ってきたらしくて
非DV親がその親戚のことを
可哀想とか何とかしてあげたい
って感じに言ってたけど、
そこに住んでる人やなかったら
分からない事情ってあると思うし
いくら親戚でも部外者が
一方からの愚痴だけで
どっちが悪いとか可哀想とかは
決められないと僕は思った。
暴力があって命に危険があるとか
何か切羽詰まった状態なら
どっちに責任があるとかの前に
まずはそれを止めないといけないけど、
非DV親が言ってくる内容を
聞いてる限り、その愚痴を言ってきた
親戚にもどうなのかなあと
思う部分もあるし、
その話だけでは全てを
判断はできない気がする。
親の暴力に怯えて育った僕には
あまりにも感情が激しすぎる人とか
暴力的な人がいないだけでも
だいぶ過ごしやすそうやんと
思ってしまったりもするかな‥。
その親戚にはすごく極めてる
趣味があって、その話を家族に
もっと聞いてほしいのに
その趣味が少し独特なこともあって
その仲間たちとみたいに家族とは
その趣味の話ができないから
つまらないと思ってるみたい。
趣味とか生きがいは
あれば素晴らしいと思うけど、
その人にとっては当たり前のように
人と盛り上がりうる話でも
家族がそれに興味がなかったら
延々と聞かされる方は暇よな(^_^;)
僕が前に少しその分野と
関わってた時はその親戚とも
そういう話も結構したけど、
その親戚は一回その話題を始めたら
止まらないところがあって
当時は僕もその分野の話をできたから
それなりに聞いてきたものの
客観的に考えたら
特定の分野の話を長々と
というのは相手が退屈する可能性も
大いにあるんよな；
だから僕は基本的に同じ趣味の人
以外とは無難そうな話しかしないし、
よっぽどこの人は仲がいい
という人と話す時以外は
相手の話を聞く側に回るようにする。
趣味のことも聞かれれば多少は話すけど
そうでなければ独りよがりかなーって。
僕はその様子をその場で見てないから
それこそ偉そうに何も言えないけど、
その愚痴を言ってきた親戚と同居の
家族が元から会話をする気がない
というよりは、愚痴を言ってきた親戚が
他の人には分からなかったり
楽しいと思えない話しかしないから
あとの家族もだんだん
同じ部屋で過ごすのをやめた
って感じに僕には見えるんよなぁ。
僕みたいに暴力がある家庭に育って
必要以外に話せない家というのは
やっぱり寂しいと思うけど、
暴力とかのないもっと健全な家でも
一人の人がマニアックな話を
ずっとしてるっていうのは
ちょっと疲れる気がする。
非DV親は自分が楽しいかとか
相手が何の話してるとかに
関係なく、親戚のことは全て
肯定して優先して当たり前!!
という考えやからいつでも全力で
親戚のことを考えてるみたいやけど、
僕は親戚のそういう話を聞いてても
僕もそうならないように
人のふり見てわがふり直せって
ほんまそうよなーと思ったりする。
自分の価値観を基準にしすぎたら
無意識に相手を苦しめることに
なってしまうから。
★★
ニコが泣いてるのは初めてやった。
と言っても会えたんではないんやけど。
これが付き合ってたらまた
もっと心寄り添わせるようなことも
言えるんやろうけど、今の僕は
できることなんて限られてるんやなと
すごく実感して、心が苦しくなった。
本当は今すぐ自分の気持ちを伝えて
泣きたいなら泣いても大丈夫やでって
抱きしめたいけど、今の僕がそれしたら
ただの変人になりかねない‥。
ニコはいつも元気で明るくて
前向きで楽しい話ばっかりして
たまに真面目な話もするけど
その真面目な話すらも最後には
必ず前向きに締めくくるような
何年も何年もそういう
姿ばっかり見てきた。
でも、そんなニコにとっても
今年はやっぱり体調面でも
仕事面でも辛かったんやなと思った。
そりゃそうやんな‥。
僕より大変な思いをして
育ってきた人から見たら
何言うとんねんと思われるかも
しれないけど、僕は悲しみや
苦しみの底を何度も見てきた。
だから、大好きな人が泣いてると
何としてでも助けたいと思う。
泣いてなくても、何かで辛い気持ちに
なってるとすればそれは僕も辛い。
ニコが今、何が一番辛くて
何が一番不安なのか
何を一番解決したいのか
想像はつくけど本当のところは
ニコ本人しか分からない。
それでも、僕に力になれることが
あるなら何でも喜んで
力になりたいとすごく思う。
僕が本当に辛い時、
優しい言葉をかけてくれる人
さりげなく気遣ってくれる人
普段通りに振る舞ってくれる人
僕を大切な存在として
扱ってくれる人‥、
周りには色んな人がいて
その度に有り難くて感謝してきて
僕もニコにとって
そんなふうになりたい。
僕が苦しくて辛くてたまらない時に
ニコがしてくれたように
僕もニコの力になれる人でいたい。
