昨日はどうしても気持ちの整理がつかなくて、書けなかったことを。


リセットしました。


数日前からブログを書いていたので、自分でも予想はできていたんだけど。

やっぱり、一縷の望みってのが、誰しも持ってしまうものなんじゃないかな。

たとえ朝の体温が下がってても、生理が来てなければ「明日は上がるかもしれない」なんて思ってみたり。


リセットしたとき、最初はやっぱりね、なんて思ってたけど、何も考えられない状態でした。

しばらくベッドで一人で泣いて、気づいたら寝てしまってたほど。

今回は絶対妊娠できるような気がしてました。

なんでか?はわからないけど、妙に気持ちがポジティブだったし、内膜の厚みも、卵胞の大きさ・張りも申し分なかったからかな。

こういう言い方をすると語弊があるんだろうけど、

『簡単に妊娠できた人には絶対にわからない』

って思う。

だから一番聞きたくない言葉は

「ちょっと休んだら、ひょんとできるかもよ。よく言うじゃない。」

という言葉。


確かに私の今回のコンディションは最高だったけれど、それは決して自力じゃない。

薬と注射にお膳立てされて、の結果なのだから。

今回は225単位のHMGを生理3日目から毎日毎日打っていた。

プレマリンは1日3回、5日分までしか保険適用されないセロフェンは1日2回。


この数周期で、いろんなパターンを試してみました。

3月は225単位を一日おきに打っていたし、4月は150単位を毎日打った。

頻度と薬量を変えて、どれが自分に合うのか。

結局、毎日225じゃないと、私の卵胞はまともに育たないってことが今週期わかった。

225単位って、タイミング法をとってる人からすると、すごく量が多い。

だいたい75とか150って人だそうだ。

私の量って、採卵する人たちの量に近い。普通のタイミングする人たちよりも。


だから私は思う。

通院をやめたら、欲しいって気持ちを忘れたら、絶対に妊娠できない

私の場合は。


最良の状態で高温期を迎えたはずだったのに、お膳立てしてもらってそこにたどり着いたのに、最後自分しかできない受精や分割・着床ができなかった。最後、自分の役目のところでコケた。

モノにできなかった。

そのことが悔しいし、つらいし、腹立たしいし。

何より、だいちゃんに申し訳なくてたまらない。

お金も時間もまた無駄にしてしまった。


だいちゃんが会社から帰ってきて、リディアを連れて2階のリビングにあがってきた。

私はソファに体育座りの状態で、泣いてた。

なんていえばいいんだろう?

そればっかりが頭にあった。

リディアは私の横に走ってきて、泣いてるのに気づいて、心配そうに覗き込んでいた。

時折、だいちゃんのほうを上目遣いでみて、

「ママ、泣いてるよ。なんで?」

って言ってるようだった。

リディアは、ジャンプしてソファの上に来て、私の横に来てくれた。

しばらくおとなしく隣で座ってた。

だいちゃんは、何も言わず、ただ手を握っていてくれた。


しばらくして、やっといえた。

「ごめんね。妊娠してなかった。」

言い始めたら涙が止まらなくなった。

リディアは私の胸の上によじのぼってきて、その涙を全部舐め取ってくれた。

本当の子供みたいだなぁ・・・ただのペットじゃないなぁって思った。


優しいからこそ、余計に申し訳ないって気持ちがつのる。

「パパになるのを待てなくなったら言ってね。離婚するから。」

私が言えた精一杯。


だいちゃんは「ゆきとの子供じゃないなら欲しくない。子供できなくてもずっと二人で一緒にいたい」って言ってくれた。すごくうれしかった。

でもだいちゃんは子供が大好きなのを、私が一番知ってる。

私のせいで、パパになれないかもしれないなんて、つらすぎる。

今は前向きに次行こう!なんて考えられない。

妊婦さんのブログですら、見られない。

「離婚」が頭から離れない。