フコイダンとは、モズクやコンブ、ワカメなどの海藻類に含まれるヌルヌルした成分のことで、
「硫酸化フコース」を主成分とした多糖類の名称です。
フコイダンは、一部の海藻類に含まれる成分のひとつで、自然がはぐくんだ
褐藻類(モズク、メカブ、コンブ、アカモク、ウミトラノオ等ホンダワラ類等)に多く含まれ、わかりやすい表現手段として海藻のネバネバ成分と表現されます。
アカモクに関する研究などから、生殖器に多いとの報告があります。
様々な生理作用を有し、食用海藻の保健効果との関連が考えられていることから、近年大変注目されている成分です。
1996年に日本癌学会で制癌作用が報告されてから健康食品として注目を浴び、 2005年慶応義塾大学、木崎昌弘らの研究により人間の悪性癌リンパ腫の細胞を自滅に追い込むことが発見されたと報告されています。
その他にも、健康の維持や増進のための最先端素材として医療業界や、食品業界から注目されており、既に数多くの論文や発表例があります。