ちょっとイジイジしてみましたのでレビューにお付き合いください。
いつやったんなら
ラジコンしょーらまーが
とか思った?
みんなが知らん間にやってるんですよ。
筋トレとか草むしりとか。
お便所掃除とか北斗無双とか。
皿洗いとか。
テレビに向かって独り言とか。
寂しくなるのでやめときます。
それよりもフタバさんの新型ジャイロ。
ワイヤレス通信ができたり設定項目が山ほどあったりと、うまく扱えばかなりの武器になりそうですが、その分複雑なので、ボクみたいな面倒くさがりな方向けに要点だけお話します。
沢山ある設定項目の中で、変化が大きく、より早く好みの動きに近づけるために以下の項目に絞りました。
・ダンパー
ハンチング対策に使います。
ゲイン調整した後ハンチングが出るようならここで抑えます。
・STコントロールゲイン
ステアリング入力に対する車の回頭速度が変わります。
マッタリ、キビキビの特性変化が簡単にできます。
「テールスライドスピード」という設定項目があるのですが、むしろこっちがテールスライドスピードなのではと思ったり思わなかったり。
・ステアリングゲインカーブ
ステアリング操作角によってゲインを変化させることができます。
通常ゲイン70にしたらずーっと70(あたりまえ)なのですが、ここに味付けができるようになります。
ステアを深く切った時にゲインを上げる、またはその逆なんかができます。
深い角度でスピンしやすい時は奥の効きを強く、Rのきついコーナーで細かくおしりを動かしたいときは奥の効きを弱くとか。
ボクはこの3項目だけでセットしました。
他にも項目はあるのですが、変化が分かりやすいこの3項目をイジイジするだけでかなり変わります。
項目がいっぱいありすぎて敬遠しがちな方、イジるのはこの3つだけでOKです。
もちろん研究熱心な方は全部しゃぶってみてくださいね。
もうひとつ。
上記3項目には入ってませんが「テールスライドスピード」という項目について補足です。
(長くなるので必死で読んでください)
ドバシ大先生にお伺いした結果、以下のことが判明しました。
酔ってなかったので本当だと思います。
取説上では「おしりを降るスピードの調整」と書かれていますが実はちょっと違う意味合いがあるみたいです。わりと重要かもです。
ジャイロを取り付けた時の初期設定の手順ですが、まずは機械的な限界切れ角をジャイロ側の「リミット」で調整しますよね。
それ以上サーボが動かないようにするためです。
その後、送信機のエンドポイントを調整してステアリングホイールの動作角を設定しますよね。
(僕の場合はステアホイールのフル舵角と車側のフル舵角を一致させます)
ここで登場!「テールスライドスピード」です。
エンドポイントの代わりに「テールスライドピード」で動作角設定します。
テールスライドスピードの数値を増減させるとサーボの動作角も変化します。
エンドポイント調整と同じと思ってもらっていいです。
エンドポイントの数値は100のまま、テールスライドスピードで調整するのですよ。
サーボの動作角を「エンドポイント」で変えるのと、「テールスライドスピード」で変えるのでは意味が変わってくるのであります。
エンドポイントを変えると
・サーボの分解能が変わる
(エンドポイントを100から50にすると0からフル舵角まで100段階だったのに50段階の制御になる)
・ジャイロの制御にも影響がある
(詳しくは謎過ぎてわかりません)
という副作用がでます。
が、テールスライドスピードの調整だとこの副作用が全く出ないんだそうです。
体感できるかわかりませんが、そー言われると副作用が無い方がいいですよね。
なのでできれば
舵角調整はエンドポイントではなくてテールスライドスピードで
調整してください。
☆総評☆
ズバリ使えます。
接続やら設定やらものすごく複雑なので手が出しづらいのが難点ですが、イジるのはここで書いた3項目だけで良いのです。
なんならゲイン調整だけ、他は何もつつかなくてもいいです。
↑これ重要
ヨコモジャイロやサンワの01ジャイロみたいに取り付けるだけ、調整はゲインのみ的な使い方でも十分いけます。
興味が出てきたら設定いじってみればイイのです。
その時は更に良くなるだけです。
プロポが7PX、4PMの方はぜひ試してみてください。