複数のスポーツ用品店に


「サッカー部員募集!」



と、POPを貼って頂いているんですよ。



内容的には、


ジジイの集まりですが、健康目的で毎週月曜晩にサッカーの練習やってます。


もしよかったら一緒にどう?的な。



ひどい時には私とアキヒロしか練習に来ない日もあったのです。



しかしこれ、このPOPが功を奏して


ここ最近は多い時で20名ほど集まるビッグクラブに。



いや~大きくなったものです。




2対3とかでミニゲームしてましたから。


その時代を経験している古株からしたら、涙が出るぐらい嬉しい話ですよ。



2対3のミニゲームは地獄ですよ。



2のほうがボール持とうものなら確実にパス相手をマークされ、


さらに2人掛りでボールを取りにきますからね。


「どーしろと!?」って話ですよ。




しかし今となってはそんな時代も懐かしく、パス出しまくり♪


てか、ボールを持った日にゃ、「オレによこせ!」と


私いまモテてる?と勘違いしそうなぐらい視線が集まります。



視線が集まると言っても40前後のおっさん限定ですけどね。



そんなとても楽しいサッカーライフを送っている訳ですが、


これが人が集まると新たな悩みが出てくるもんなんですね。




とある日、





部員「試合とかしないんですか?」









はい、きました。




そりゃそーですよね。


冒涜から何度か出てきている言葉。



「練習」





そりゃ練習があれば「本番」が必要ですね。。





私「やっぱ試合とかしたいですか?」




部員「あったほうがいいかと・・・」




私「ですよね~(汗」




基本、健康目的で試合とか苦手なんです。しかし試合を完全に拒絶することにより、


部員の減少を恐れた私はある意味勝負に出てみたんです。





それは掲載しているPOPに、




「練習試合相手募集」と


書いてみたんです。






ですが、健康目的でやっているようなサッカーチーム相手に


試合を申し込んでくるようなチームはなかなか無いだろうと高をくくっていたんですよ。





そしたら来ました。



一本の電話が・・・







「えっと・・・」


「あの・・・」


「○○に貼ってあるチラシ・・・」


「みて・・・」



「あっ・・・」



「サッカーの・・・」





もうね、完全に社会経験できていない感じの口調での電話が。






こりゃやばい。。。







頼む!「サッカーの練習に行ってもいいですか?」という言葉であってくれ!




と願うも、




「練習試合してもらえませんか?」






きた。




きちゃった。。。











これどー考えても若いでしょ!!!!









まず聞こう。



お宅何歳?




相手:「18ッス!」





いやいやいやいや・・・18て・・・






私:「現役じゃないですか・・・」





相手:「いえ、この前引退したッス!」




いやね、そういう意味の現役ってことではないんだよ・・・



てか、サッカー部確定じゃん・・・




バリバリじゃん・・・




私:「あのね、POPにも書いてあったように私たち40歳もつれのオッサンばかりで


   しかも、経験者多数ってわけでもないんだよ」



私:「恐らく、とても物足りないと思うんだ」



と、なんとか断る理由を探してみるも、




相手:「知ってるッス!」






えっ!?



そーくるの????






そこは、「そーなんですか」とか「ムリですかね?」とかの返事でしょ・・・






「知ってるッス!」って・・・




私にはなかったです。


「知ってるッス!」に対する応酬話法の引き出しは。。。





それって、ようはボコボコにさせて下さいって事ですよね。




断ることさえ許されないんですか・・・









今度の月曜に練習試合が開催されます。



保健証だけは忘れないようにしよう・・・