薬剤師が伝授する知らなきゃ損する健康知識

熱しやすく冷めやすい薬剤師の日常-ボード


健康づくりのお手伝いをします。



ちょっとした健康に対する不安を解決していきましょうビックリマーク



真心込めて伝えていきます。いらっしゃい





★.・.☆.・゜★・。☆ .・.★.・.☆.・゜★・

かなり記事数が多くなってきたので、



まとめ記事 も用意してあります。



今後も項目ごとに厳選してお送りする予定です。





ご質問はこちらから

熱しやすく冷めやすい薬剤師の日常-メールボタン






1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

医師へのイメージが変わりつつあるかも

職業のイメージというのは、どうしてもついて回るものです。

 

弁護士や裁判官であれば、規律に厳しいイメージ、看護師ならば白衣の天使のイメージ、などです。

 

ドラマや映画等でも描かれることがありますから、何となく自身がその職業や業界にいなければ、

 

共通するところはあるのではないでしょうか?

 

 

では、医師のイメージはどうでしょうか?

 

「患者のために2日ぐらい徹夜して寝ないで働ける」

 

「当直明けでも問題なく仕事をこなせる」

 

「食事が取れないほど忙しいが、1日ぐらい食べなくてもどうってことない」

 

など抱くイメージは様々でしょう。

 

 

確かにそういうスーパードクターもいますが、実際は、ヘトヘトになりながら働いています。

 

ワーク・ライフ・バランスという言葉が、現日本の総理の言葉から発せられて再注目されましたが、

 

全く無視された時代もありました。

 

その頃が懐かしいというドクターも多いのではないでしょうか。

 

現に、若いドクターからは、上記のような忙しさがあるなんて、考えられないという発言もあるようです。

 

 

そして、高給取りというイメージもあることでしょう。

 

これは勤務医と開業医とでは乖離があるようですが、昔ほどではありません。

 

 

ドクターという職業は、今や特別な職業ではなくなってきたという感じでしょうか。

 

プライベートを完全に犠牲にしてまでも働き続けるというよりも、

 

欧米のドクターのように、時間がきたら帰宅する、プライベートな時間を楽しむというのも

 

当たり前のようになってくると、個人的には思っています。

 

 

もちろん、人の命を扱っている限り、救急などの体制は必要であり、そのような医療機関は残されるものの、

 

奉仕の心を持つドクターは、無くなっていくのではないかと感じています。

 

 

それが悪いということはなく、普通で自然な流れになるということです。

 

アツい心を持った医師は、ディスプレイの中だけの存在になるのかも知れませんね。

要介護者の排泄問題

先日、街を歩いていると、高齢者がトイレを探している素振りの場面に出くわしました。

 

(実際は探していないのかも知れませんが、何となく感じただけです)

 

その時は、私は用事があり、時間もなかったので、何も手助けなどはしませんでしたが、ふと思ったことがあります。

 

 

介護される側は、トイレは、できるだけ自分自身で行きたい、処理したいと思っているということです。

 

ポータブルトイレやおむつなど、代替方法の選択肢はあるものの、

 

結構動けなくなっても、トイレだけは自分自身で行きたいという意見はよく聞きます。

 

 

確かに、自分に置き換えてみても、同じような感じを持つかも知れないと思います。

 

他人や肉親に排せつ物の処理を行ってもらうというのは、かなり抵抗があることでしょう。

 

 

単純な排泄行為というだけでなく、自分のことは自分で行うという、自尊心みたいなものは、

 

やはりあるでしょうから、一筋縄ではいかない問題なのかも知れません。

 

諦めさせるのではなく、自身の塩梅で決めていくということが必要でしょう。

 

 

ただ、介護者からすると、体が悪い人に付き添ってのトイレは、

 

1日に何度も行いますから、その負担は相当なものです。

 

おむつ等の処理の方が楽なので、この隔たりは簡単には埋まりません。

 

 

要介護者、介護者、共に当事者になってみないとわからないでしょうし、その関係性も各々で違います。

 

社会保障費の問題、介護者の人的不足の問題、要介護者の意志、その他、

 

落とし所を見つけるのは、本当に難しいものと感じた次第でした。

ヒザ痛ですべき運動

高齢者の歩くことが困難になる原因の主な一つに、ヒザ痛が挙げられます。

 

自由に歩き回れなくなるということは、何かと不便です。

 

外出も億劫になり、人とのつながりも取りづらくなることでしょう。

 

 

日本人はヒザ痛で悩まされる国民性があるので、その対策はしっかりとしておきたいところです。

 

ヒザへの負担を減らすには、下半身の筋肉を鍛えることがリハビリでもメインで行われます。

 

これを自宅で習慣的に行うのですが、症状別に鍛える部分は微妙に変わってきます。

 

 

◆階段を下る時や下り坂を降りる時に痛む

 

このタイプのヒザ痛は、お尻の筋肉が衰えて下る時に関節がグラつくことがあります。

 

特にお尻の横の筋肉が弱いとヒザ痛が出やすくなるので、ここを鍛えていきます。

 

その運動は、横に寝て足を上げる運動をしていきます。

 

辛ければ、ヒザを曲げて行ってもOKです。

 

◆階段を上る時や上り坂を上る時に痛む

 

このタイプのヒザ痛は、ヒザの内側が衰えて、ヒザのお皿が不安定になりやすくなります。

 

椅子から立ち上がる時や正座をしている時に痛む場合もこのタイプです。

 

椅子に浅く腰掛けて、足をまっすぐに伸ばしたり曲げたりすることを繰り返していきます。

 

◆長時間歩く時に痛む

 

このタイプのヒザ痛は、足の指の力が弱くなり、足のバランスが悪くなることで起こりやすくなります。

 

立ち仕事や電車やバスでグラつくような人も、このタイプになります。

 

足指の力を鍛えるタオルギャザーを行います。

 

また、つま先立ちや、家の壁から少し離れて立ってゆっくり倒れるようにすると、つま先に力が入りやすくなります。

 

 

 

どの運動も、すでに痛みが強ければ、10回を目安に、

 

その後は回数を増やしたり、負荷を自分なりにかけていくといいでしょう。

 

無理せずに動かして、日課としてコツコツ行ってみてください。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>