真夏のディズニー旅行
こんにちは!
先月末に1泊2日の
ディズニー旅行してきました!
2日目のディズニーシーは本当に暑かった。
あれはもうマジで熱中症になるかと思いました。
まだまだ暑い日が続いておりますので、皆様もお気を付けて。
とはいえ、我が家のディズニー旅行はパークインよりもホテル宿泊にウェイトを置いています。
何故なら……大好きなホテルがあるから
ここ数年、こちらにばかりお世話になっています。
グランドニッコー東京ベイ舞浜に宿泊
今回はホテルの上層階に位置する、ニッコーフロアの客室を初めて利用しました。
お部屋のベッドは余裕ある140センチ幅。
アメニティもニッコーフロア用の物になります。
まず、夫と息子がテンション上がっていたのがこちら↓
ホテルメイドのチョコレート

客室に用意されていました。
チョコ好きの夫は早速冷蔵庫に入れて冷やしていました。
他にも人数分用意されているポーションタイプのコーヒーメーカーもあり、ミネラルウォーターももちろん完備。
なんと氷は内線で頼めばお部屋まで持ってきてくれました
至れり尽くせりのサービスの中、ニッコーフロアに宿泊する最大のメリットは……
専用のラウンジを利用できることだと思います。
先ずはティータイム…
ホテルメイドの焼き菓子と飲み物をいただけます。お菓子は8種類くらい用意されていて、マカロンや洋酒を使ったトリュフチョコなんかもありました。
もちろん、宿泊代金に含まれています
そして夕方からのカクテルタイム
グラスをセットしてボタンを押せば自動で生ビールを注いでくれる機械があり感激。
おつまみもハイセンスだけど、さっぱりいただけるラインナップ。
お寿司もあって、息子は鯛の美味しさに目覚めてしまいました。
ビール
ウィスキー
梅酒
ここで既に3杯頂き、ほろ酔い気分
他にもワインやカクテルの用意もありました。
こちらも宿泊代金に含まれています。
最高です
その後、夕食へ。
3階のレストランでパエリアをいただきました。
最後お腹いっぱいで少し苦しくなってしまいましたが、こちらでもお酒と一緒に美味しくいただきました。
こちらは別料金です。
しかし私はホテルの会員になっていて、こちらのホテルを俗にいうお気に入り登録しているので、会員証提示で20%オフのお会計でした。
いつもお声掛け下さるスタッフさんとも約1年ぶりに再会でき、また楽しくお話しさせていただきました。
そんなこんなで食い倒れツアーのようになってしまったホテル滞在でしたが、洗い場付き浴室のある客室選んだため、ゆっくりと体の疲れをとることも出来ました。
持ってきてもらった氷を入れた備え付けのミネラルウォーターはお風呂上がりに最高でした。
ニッコーフロア専用のアメニティも肌に馴染んでスベスベにしてくれました。
ただ一つ、悲しい気持ちになる瞬間がありました。
何があったと言うわけではありません。
我が家の思い出のお話です。
↓長い思い出話です。
コロナ禍真っ只中の2020年春。
グランドニッコー東京ベイ舞浜の前身である、東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾートが営業を終了しました。
初めてクラブリゾートに宿泊した時、我が家はまだ名古屋に住んでいました。それ以来転勤で各所転々としていても、ディズニー旅行の際はずっとお世話になってきました。
ホテルの12階に20歳以上限定のバーがありました。(たぶんスカイラウンジ「ジュアン」てとこ)
その階にあるお部屋に宿泊していた我が家は、偶然まだ準備中のバーの前を通り、入り口前の簡単なメニュー表が目に入りました
。
お酒大好きな私は息子と同じ名前のお酒を発見

当時、手に入りにくかったこともあり、飲んでみたい!と夫と話をしていました。
すると、奥からスタッフさんが出てきて、色々とお話をして下さいました。
私はもう行きたくて行きたくて、その晩、息子を夫に託してひとりでバーへ

堪能させていただきました。
それから約1年後、まだ病に倒れる前の母と再びバーを訪れました。
前回はひとりで訪問。今回は母娘での訪問だったにも関わらず、あの時のスタッフさんが控えめにお声掛け下さったんです!
もしかして……
前回、あのあたりのお席で、おひとりでいらっしゃいましたか?って感じ。
母は爆笑。
どんだけ印象的な女だったんだよ!と。
話は弾んで、実は2泊で来ていたので翌日今度は夫と利用。夫はあまりに聞き慣れないオシャレなメニュー表にたじたじで、
スタッフさんが「何でも聞いてください」
と言ってくれたら、
夫が「ピーチウーロンありますか」
と…。そんなものあるわけないだろ!と私はツッコミましたが、例のスタッフさんがどこからか用意してくださるという珍事?もありました。
その後の宿泊でもひとりだったりふたりだったりで利用させてもらっていた、思い出のバーでした。
しかし、2020年の年明けすぐ、突然のクラブリゾートの営業終了発表。
コロナ禍が重なり、終了までにもう一度という思いは叶わず涙が出ました。
あのスタッフさんともう会えないのだろうか。
不安な気持ちのまま、リニューアルオープンしたグランドニッコーへ。
その時点で前回の宿泊から2年近く経ってしまっていました。
コロナ禍ということもあり、バーは営業していません。
レストランで夕食をいただいていると、なにやらやたらと視線が合う方がいる。
しかし、薄暗い店内で目の悪い私ではよく分からず…
夫も気付き、思い切って近づいてきたその方の顔をよく見てみると……
あの時のバーのスタッフさん!
ユニフォームが違うけど、あの方だ!
やはりお酒の事はあのスタッフさんが担当?なのか私がビールを注文するとニコニコと持ってきて下さいました。
コロナ禍でホテル業界は本当に大変だったと思います。
それでも残っていてくれた。会えた!
涙が出そうになるのを必死に堪えて、再会を喜びました。
机上にメニューはあったのですが頼みづらい雰囲気な世の中だったお酒を我が家が(主に私)が注文すると、まわりのテーブルでもちらほらお酒の注文が入りだしたようで……
スタッフさん大忙しに

その後、レストランのテーブル席からちょっと奥まったソファ席に移動させてもらい、お酒を飲みながら感動に浸りました。
会えるとは思っていませんでした。
それでも会えた。
また絶対に来ようと誓いました。
バーと違っていいところは、子供も一緒に楽しめる事。
息子ははじめてスタッフさんの働いている姿を見て、お酒を作る手際に釘付けになっていました。
息子ももうファンです

しかし……
再会からまた1年以上経って、
今回、ニッコーフロアの宿泊で初めて利用したラウンジに行って気づいてしまったんです。
ラウンジは思い出のバーの跡地にできていました。
これには私だけでなく夫もすぐに気付いて、一瞬言葉を失ってしまいました。
ドア前の、入り口のステップはそのままでした。
明るい時に初めてみる、あのバーでの思い出の景色が目の前に広がっていました。
あの時座っていたのはこの辺りだったかな?と席を選び、コーヒーをいただきました。
いつか、バーが再開してまた戻って来られるだろうと信じていました。
その希望が思わぬ形で潰えてしまい、なんとも言えない、寂しい気持ちになりました。
夕食時、またお会いできたスタッフさんに、その話題をふると、少し寂しさを滲ませた声で思い出をお話下さいました。
世の中はコロナの余韻を引きずっており、まだまだ元通りとはいかないですよね。
それでもいつか、あの場所じゃなくても、大切なあのバーが戻ってきてくれることを気長に待とうと思います。
バーがなくても、あのスタッフさんがいて、他のスタッフさんたちもいつも良い方ばかりで、料理はいつも美味しいし、デザートも最高。
我が家はまたグランドニッコーさんにお世話になると思います。
大好きです。
ちょっと寂しいです。
それでも、新しい感動を求めて
また伺いたいと思います。
↓思い出のバー画像
一番好きだった、このバー限定のブランデーを使ったハイボール。必ずオーダーしてたな。
チョコレートが苦手な私のために、本当はチョコ&ナッツの組み合わせなのに、ナッツのみで提供してくれる心配り
あのランプの灯りも好きだったなあ。