第一章 復讐者 18 | Beyond Despair

Beyond Despair

― 絶望の底に落ちた少女の先に待つ運命 ―

しばらく呆然と携帯を眺める。

夕食の時間

食堂に集合

私はため息をついた。

要は皆で仲良くお夕食って事だろ。

「本当に面倒な所だな……」

私はコートを羽織り、そのまま部屋を出る。

エレベーターの前は大勢の学生でウジャウジャしていた。

私以外の奴は当たり前だが制服だ。

その中でコートを羽織っている私はかなり浮いている存在だろう。

現にエレベーターの前に湧いている生徒の何人かは私をジロジロ見つめている。

「ねぇ、あの子誰?」

「転校生?でもなんで制服じゃないの?」

「外国の子?」

ヒソヒソと耳打ちしあう生徒。

こうなるから嫌だったんだ。

学生とかは転校生とかが来ると、決まって騒ぎ立てる。

特に此処は学生寮。

学校とかで騒がれるよりもタチが悪い。



/続く



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