2021/10/31公開   「『音』について学ぶ」

(氣になったメモ)

★今の世界(人間の生活様式)に一番影響を与えているものは? → 宗教

イスラム教、キリスト教、ユダヤ教、 これら三大宗教は「アブラハムの宗教」

★アブラハムを辿っていくと「ピタゴラス教団」に行き着く

★「ピタゴラス」何をした人か?「数の比率」とか。ピタゴラスは「整数」が大好きで弟子が「無理数」(どこまでも循環しちゃう数字)を発見した時に処刑。「こんな美しい宇宙(ハルモニア)において美しくないものあるわけない」弟子の発見を認められなくて。

★今までで一番成功した(多くのものを手に入れた)人は誰か?

 → 「アレキサンダー大王」(紀元前356年~紀元前323年)人類史の中で一番資産を手に入れた。エジプトでファラオ(王)になれるのはエジプト人だけ。外部の者で王になったのはアレキサンダー大王だけ。エジプトさえも制圧し、ファラオの地位も手に入れた。(一番広大な面積を支配したのは「チンギス・ハーン」だが、彼は社会主義。皆に任せた。)

★アレキサンダー大王が作り上げた文化圏がイギリスになってアメリカに行って、スペイン、ポルトガルを経て「西洋文化圏」。今、世界に影響を与えている人物と言える。現代人はアレキサンダー大王の思想、哲学の影響を受けている。

★アレキサンダー大王の家庭教師はアリストテレス(紀元前384年~紀元前322年)アリストテレスが教えた成功哲学「ムジカハルモニア」。この宇宙を動かしている根本原理さえ分れば簡単なんだと徹底的に教え込まれた。

★アリストテレスの師匠がプラトン。プラトンが一番熱狂した哲学がピタゴラス。(ピタゴラスに「ムジカ」音の魔法を解き明かしたっぽいと感じた)

★ムジカ(この宇宙を動かす秘密の根本原因があるのでは?)色んな人が探求して来た。色んな研究の系譜がある。ピタゴラスがあって、ピタゴラスからのソクラテスがあってのアレキサンダー大王もあれば、ケプラー(ドイツの天文学者)もケプラーを発展させたニュートン(イングランドの自然哲学者、数学者、物理学者、天文学者)もピタゴラスからの派生。

★ニュートンは宇宙のこと(電磁氣)を勉強していて光の周波数の波長の関係にオクターブも関係してないか?から行き着くのがプラトンであり、その先にあるピタゴラス。ケプラーは惑星の動きからプラトンであり、ピタゴラスに。アインシュタインもマックス・プランク(ドイツの物理学者、量子力学を作った人)もそう。

★「ムジカ」中世ヨーロッパの人達が名付けた、宇宙の根本原理のこと。

 

以上「ムジカハルモニア」について

12:00くらい~

★松下幸訓先生…株式会社イーマ・サウンド代表取締役。元イギリス厚生省研究員。

「健康な音」を体に聞かせて、歪んだ体のバランスを取り、体が本来持っている健康な状態に戻す「サイマティックス療法」を日本に初めて紹介。

★松下幸訓せんせい×さとうみつろうさん 第一回目のコラボ講演(2019年7月)

『第3回令和塾 あなたの音を作り変える』

★石油ショック前の日本はバブリー。北海道の会社が面接に往復の旅費面倒見るとかあったらしい。その2年後、日本に仕事なくなった。

★松下先生、イギリスの教授に就職先相談。一番儲かるのは軍事関係だけどあなたは外国人だからダメ。2番目に良いのが厚生省という事で推薦され、ロボットを1人で短期間で完成させてあった実績で実は噂になっており、面接不要で研究員決定。

★イギリスの救急車の設計、元々トラック。運搬途中の変な振動で皆死んじゃう。その改良の研究。

★「振動のはなし」

トヨタにも大成建設(ビルメーカー)においても「共振」という現象を一番研究している。ある物体とある物体の間に整数倍の関係が生まれてしまうと勝手に共振する。

例)車が信号で止まるとドリンクホルダーのペットボトルがカタカタいう。エンジンのトルクの振動数が落ちて来て、ちょうどエンジンとペットボトルとの間でたまたま共振が起こっている状態。

自動車メーカーは共振がおこらないように全てのパーツをエンジンと共振しないような数値を組んでいる。

★ある研究が必要となった時、アメリカだったら「2億円かかる」に対して「10億出すから早くやれ」。イギリスだと半額「1億円で早くやれ(効率よくして早く出せ)」と言われる。アメリカだと沢山物も揃えて色々実験しながらやるがイギリスはそれがない。比べられない。

 

(王政だから?🙄権威と権力は分かれているけど結局国自体に誰かの所有物的感覚が根底にあり、知らず知らず忖度とか支配層のケチケチ精神が働いてそうなる?🙄…)

 

★松下先生は物資も予算も制限があるのでコンピュータで沢山シミュレーションした。(予算内で収まってロボットの時同様にまた凄い!と噂になった)松下先生の功績により?イギリスの現在の救急車の車種はトラックベースでなくベンツのワゴンが使われている。

★50年くらい前の話。松下先生に「完全自動の救急車を作れ」(AIのプログラムがようやく世に出始めた頃の話)

★フォートラン…1950年代に誕生したコンピュータを動かすためのプログラミング言語の1つ。

★昔はデジタルコンピュータの他に電氣回路を使用するアナログコンピュータもあり、松下先生はどちらも同時に使っていた。ハイブリッドコンピュータ。両方できる人が稀なので研究員から主任になり、一時は予算をもらった後の研究員達の研究の配分(振り分け)もやっていた。

(この辺で28:20)

★松下先生、イギリスでマレーシアから来てそこで働いていた未熟児専門の看護師女性と結婚。3人目のお子さん(1990年生まれ)が股関節変形。医師が見て氣付きレントゲン撮って発覚。ダメ、何も出来ない、人工の股関節にする以外ないと言われた。「何とか!」という事で物理的に無理矢理の方法を考えて試すも結果出ず。

 

しかし!それが功を奏した? ➡ 赤ん坊の頃に体を固定されていた子、今物凄い体力&能力!(固めていた影響?松下先生曰く、固定されていたので自分で何とか動こうと工夫した?「重さが違う」)

 

新潟の脳科学センター(?)脳科学の故ナカタツトム先生、「人間が二足歩行することによって脳の抑制部位がある、かばってる部位がある」みたいな研究されてる。

fMRI(エフエムアールアイ)…ファンクショナルMRI。通常のMRIとは違い、例えば、脳の機能の活動が「どの部位で起きたか」を画像化出来るMRI。新潟大名誉教授だった「中田力(なかだつとむ)教授」はこのfMRIの世界的権威だった。

 

★「ある時期が来たら」人間は二足歩行が出来る(という考え)

どこかの原住民が2歳までずっと地面に降ろさない。2歳で降ろすとすぐ歩く。歩行の訓練が必要なのでなく、時期が来たら出来る。その時期とは?(熱力学で出来ていく脳…の)脳の中が出来上がる過程。それを待っている。 ← うちの子はそれですよ(by 松下先生)

 

(マナーズ博士との出逢い 34:30頃~)

★マナーズ博士…イギリスの医学博士。音の振動と調和音が人間の体の構造や科学的な面に及ぼすヒーリング効果を研究し、数多くの論文を発表。松下先生の師匠的存在。「音の効果」など今後もマナーズ博士はこの対談の要所で出る。

 

★松下先生のサンフランシスコの友達。ウォーターベッドに良い音をかければ健康になる、リラックス効果得られるのではないか?調べていた。ベッドの下から音を流して振動を通して体に良い影響があるのでは?と考えた。マナーズ博士(イギリス在住)に時差で電話では連絡取れず、松下先生に「仲介してくれ」と依頼。

★松下先生にマナーズ博士はサイマティクスの話をするも通じず研究室に招く。(車で片道3時間半。結構遠い場所)

 

★エアコンのない車でマナーズ博士の元へ。

イギリスは「こだわらない」(国民性)??食事もマズいと聞いたことがある。(by みつろうさん)…でも🙄ミニにロールスロイス、こだわる人はこだわる?二極化??

 

(41:25頃)
★マナーズ博士の所で治療用の「特殊なプール」の「振動の高さ」を「体感」。

「プールに入っただけで『ガンガン、じんじん』スカッと抜けた」「プールで活性化した」(by 松下先生)

★マナーズ博士に「プールの底を触れ」と言われ、浅いから出来そうなのにどうしても触れない。(死海みたいな感じで身体が完全に浮いて触れない)プールに立てるけど潜れない。

「水に見えるけど水じゃないんだ」byマナーズ博士。博士曰く「プールにスピーカーから音が流してあり、この水はH2Oじゃない。」(10年位も水の交換してなかったらしい)

★マナーズ博士、凝り性。ルルドの水と自分のプールの水の分析をしてプールの水をルルドにより近付けた。

★マナーズ博士、松下先生の3番目のお子さんの股関節変形、「簡単に(完璧に)治るよ」と断言。「1週間に2回くらい来たら1ヶ月くらいで完全に治る。」

 

★松下先生の奥さんは信じない。とりあえず、家族5人で片道3時間半エアコンの無い車で行って、2時間近く待たされ(イギリスは時間通りに始まらない。←沖縄と一緒byみつろうさん)、呼ばれて施術はお子さんの固めて固定してある石膏の上から5分程度、音を当てるだけ。毎週1回3ヶ月くらい通った。(お子さんなので「治る」という意識=プラセボはないだろう)対応が出来なくなるクリスマス休暇前に石膏の中を超音波で確認したら股関節がハマっていた。休暇後、検査してもらって何の異常もなくなっていた。「あなたの子どもは異常発達しました」と言われた(笑) 「急速に発達して正常になったんでしょう」 ← 人間は自分の知識と経験からしか思考できないのでそういう言葉になったんですね(byみつろうさん)

 

★石膏で固めるという治療した先生はイギリスのオリンピック選手に関係していた医師でその後3ヶ月通って記録し、成長曲線も取ったが特に変わったところはなかった。