日本と海外のイカサマ事情 | テキサスポーカーディーラーが明かすポーカーの本当の勝ち方

テキサスポーカーディーラーが明かすポーカーの本当の勝ち方

テキサスポーカーにのめり込んで22年、カジノディーラー歴12年、3度のメシよりテキサスポーカーが好きな、マレーシアでリタイアメント生活を送りながらテキサスポーカーを楽しむ、テキサスポーカー・ライトのブログ


誰がイカサマ師になるのかは、どこからお金を奪うかによって変わってくるのだが、日本裏カジノ界と海外の世界各国にあるカジノ界では状況が全く異なってくる。



ラスベガスやマカオをはじめ、海外にある世界のカジノではカジノ事業に掛かる費用が日本裏カジノ界とは比べ物にならないくらい違う。



最大の理由として国の法律でカジノ賭博を認めているため、ホテルを営む大型の企業が惜しみなく資金を投じてくる。



その多額の費用を投じたカジノ企業側が、顧客のお金を奪うために、わざわざインチキをしてリスクを犯す必要があるのか?



考えなくても分かることだが海外のカジノ界においてのインチキがあり得るとすれば、それはカジノ側ではなくお客さん側であり、そのお客さんと手を組んだ従業員ではないだろうか。



カジノ自体の規模も大きいためインチキをして抜ける金額も大きそうだ。。。



日本裏カジノでの開店費用は小さくてお金をかけなければ1千万もあれば十分に裏カジノが出来上がる。そのため1千万クラスのお客さんを連れてきてイカサマでもすればすぐに開店費用は回収ができてしまう。



お客さんがイカサマをしようと企んでも、今の日本裏カジノへ入店することも難しい状態だ。そのセキリュティーの中店内へ入り客同士が手を組んでも見破られる可能性が非常に高い。



さらにお客さんがイカサマをして店側に発覚してしまった場合、裏カジノだけに警察へは届け出ることができない。そうなると店側のバックにいるヤクザ組織が絡んでくるため、非常にリスクも高く、無事に帰宅できる保証もない。



日本裏カジノでイカサマと考えられるのは、店側がインチキ要員としてのディーラーにやらせるか、ディーラーを含む従業員同士で手を組み店側を騙してお金を奪うかではないだろうか。



日本と海外での違いは理解できたが例外となる国も存在しているのも事実なのだ。海外のカジノといってもカジノがある国は120カ国以上あるため、全てを把握していないので未知数の国も多々ある。



この目で確認した訳ではないが、お隣りの韓国でイカサマがあったと聞いたことがある。その韓国から来ているディーラーの話ではイカサマはされる方が悪いと考えている。実際、この韓国からきたディーラーの腕前はすごいものだった。



このすごい腕前とはマジシャンのようにゆったりと自信を持っているような堂々とした態度で、自分ら日本人ディーラーをア然とさせるくらいカードを操っていた。



「今、何かやった!?」というその時にカードをすり替えていたのだ。これは手品みたいなもので素人目線ではまず分からないであろう。



自分にはこのイカサマの知識が豊富なためすぐに理解ができたが、周りの真面目なディーラーたちには不思議で仕方がないのだ。



このように知っている人にはすぐ気づかれてしまうため、イカサマをするにあったっても十分に相手を見定めなければイカサマを成功させることもできないのだ。。。