FX(外国為替証拠金取引)投資で機関投資家と自分たち個人投資家の圧倒的な違いがこのインフラ的なことと言えるのではないでしょうか。
大手の金融機関やヘッジファンドの機関的投資家はFX(外国為替証拠金取引)投資に対して超高速で処理ができるシステを構築しています。
機関投資家の一つで巨大なHSBC銀行グループでは、FX(外国為替証拠金取引)投資のシステムためだけに、インドに専門の開発セクションを持っており、年間500億円以上のコスト投じているそうです。
自分たち個人投資家はFX(外国為替証拠金取引)投資のためだけに新しいパソコンを購入しようとはせずに、今まで使用している数万円のパソコンで500億円を投じてくる機関投資家に臨んでいくのです。
FX(外国為替証拠金取引)投資は"ゼロサムゲーム"なのだから、この機関投資家が勝っている分、自分たち個人投資家の大切なお金を持って行かれてしまうのです。
手数料のことにも不利なことがありますね。
機関投資家はプロとしてFX(外国為替証拠金取引)投資に臨んでいるため、INTER BANKに近い形で直接取引をできなければなりません。
そのため、プロ向けにINTER BANKと直接取引を開いている会社などと、直接契約を結び可能にしているのです。
自分たちのような個人投資家はFX(外国為替証拠金取引)投資関連会社を何社も通して取引するほかないのです。この間で中間手数料を抜かれている事実を知っていますか?
通貨売買するための仕入れる金額が機関投資家とは圧倒的に違っているのです。
日本でも同じような仕組みで動いていますね。
ある商品を商店街の小さな小売店が仕入れをしたとします。この商品は「メーカーから大手卸売問屋」その後、「中型エリア卸問屋から小規模地域卸問屋」と流れていき、最後に「小売店」へと商品が流れてきます。
商品を仕入れるだけで途中で何社もの手数料を抜かれた状態で仕入れることになるのです。
日本に何百店舗を構えている大型店舗のGMS(イトーヨーカドーやジャスコなど大手小売流通)は「メーカーから大手卸問屋」そこからGNSへという形でメーカー直に近い状態で仕入れができます。
さらには、GMSの方がメーカーよりも力が強く、商談の際には直接メーカーとGMSで行い、間に入る大手卸問屋業者は「便利屋」「御用聞き」として、中にいるだけで実際にはメーカーから直接のようなものなのです。
FX(外国為替証拠金取引)投資に置き換えてみれば、自分たち個人投資家は商店街の小さな「小売店」であり、機関投資家は「大手GMS」。
それだけ不利な条件の手数料を取られていることになりますよね。しかし、残念ながらこの手数料は表に出ている手数料ではないのです。
売買する通貨自体に含まれているため、自分たち個人投資家には気づかないうちに手数料を抜かれていることになります。
まさにFX(外国為替証拠金取引)投資における
弱者。弱者。弱者。悲しいことですがこれこそが自分たち個人投資家なのです。
だからといってこのまま諦めるのではなく、この不利になる点を理解した上で、「300兆円市場」を自分たち個人投資家なりの勝ち方でこれを掴み取ってい行きたいと考えています。
このまま負け続けて終わってしまうわけにはいかない。必ずこのゼロサムゲームの勝つ側にまわることを前提とし、今はひっそりと徹底的に勉強することにしましょう。。。