月収MAX時代 | テキサスポーカーディーラーが明かすポーカーの本当の勝ち方

テキサスポーカーディーラーが明かすポーカーの本当の勝ち方

テキサスポーカーにのめり込んで22年、カジノディーラー歴12年、3度のメシよりテキサスポーカーが好きな、マレーシアでリタイアメント生活を送りながらテキサスポーカーを楽しむ、テキサスポーカー・ライトのブログ


日本裏カジノ界にデビューを果たし地道にディーラーとしての知識を重ね、経験を積みようやく一人前となった頃、月収がMAXとなる時がきた。



良いオーナーに巡り逢えて信用を重ねてきた甲斐があり、主要都市から少し離れた場所へカジノ店舗を出すことになったのだ。



そのカジノ店舗の全てを任されることになり、最初からほとんどのことを自分で考えて、オーナーと話し合いながらカジノ店舗の準備を進めていく。



カジノ店となる場所を決め、ヤクザ組織と合い話を詰めて、警察関係も押させて内装を済ませ開店へとこぎつけていった。



何とか形になりこのオーナーの主体となるカジノ店舗から良い人材をピックアプして、そこの責任者に確認をとって何とか許可をもらい連れていくことが出来た。



カジノ店を開店してみるとこの街には以外とカジノ好きな人が多く、そこそこのお金持ちが結構いることを知った。



その人たちをうまく取り込んでいけばかなり良い形になるのだと確信に変わり、一生懸命頑張ることによって店舗の収益は上がってきた。



その顧客たちにはVIPクラスの方も数名いたため、大きな収益が出てくると自分への見返りも大きくなり給与額が500万円を超えるときも出てきた。



今まで裏カジノをずっとやってきたがこの店の給与額が一番大きかった。MAX額が600万位で500万円の収入が半年以上は続くようになり、このままいったら自分は大金もちになれるのだと思っていた。



収入が増えてくるとお金を使う額も大きく増えていき、手元に残るお金は大したことはなく、従業員やお客さんなどに無駄に使ったりして過ごしていた。



しかし、そんな生活も長く続くほど世の中は甘くない。



カジノ店の収益が上がるということは、それだけ勝負に負けてお金を落としてくれるお客さんがいるということになり、大きくない街なためそのお客さんたちも次第に勝てないからお店に来なくなってくるのだ。



この店舗は1年半ほどで撤退することになるのだが、この期間に十分すぎるほどの収益が上がり、オーナーのところに持っていくお金も随分あったため、自分の役割は果たせたと思っている。



このカジノ店舗のおかげでオーナーが潤って、自分にもその恩恵を受けられたため、500万円を超える月収を貰うことが現実となったのだ。



カジノ店では良いオーナーについていくか?自分で勝負を賭けて店舗を持つか?転々とカジノ店を廻ってディーラーとしてやっていくか?このあたりだろうと思う。



この業界は広いようで実は狭くお客さんもいろんな店舗を廻るように、従業員たちもまた、知り合いを通じて店舗を変えていく。



たまたま自分は良いオーナーの下で仕事ができ、ある程度の良いポジションで働くことができ、その結果500万円を超える収入を味わうことができたのだ。。。