先輩方のやり取りを深く読み解くと、それは市販されている麻縄を緊縛用に調整する作業のことでした。
過去、ホームセンターなどで売っている柔らかい綿のロープを使っていた僕にとって初めて知った事でした。
受け手のことを考えて縄を柔らかくしたり宙吊りなどの行為のために縄の強度を増すための長い作業工程…
講習会に参加したいと思った切っ掛けはこの『縄作り』という作業に、SMの真髄である『相手をおもんばかる心』を見た気がしたからです。
僕が講習会や縄の先輩方から教わった縄作りの大まかな作業手順は…
一:
6mmの麻縄を10m×3本、7m×5本、5m×2本に切り、縄の端をしっかり結び大きな鍋に水を張り沸騰したところに縄を入れて30分煮て、縄を固めている接着剤(タール)を取り除きます。
二:
鍋から取り出した縄をよく水切りしタオル等で包み水分を取った後、なるべく真っ直ぐになるように縄を張り3日間程乾燥させます。
三:
完全に乾き切ったら縄目に入り込んでいる黒い繊維(ゴミ)をピンセットで取り除き、人の肌に良いとされる馬油を手に取り縄に丁寧に染み込ませて行きます。
四:
コンビニ等のビニール袋に入れて気温の高い場所に2日程置いて、さらに馬油が縄の中まで染み込む様にします。(これからの時期であれば車の中に置いておいてもいいそうです)
五:
縄に蜜蝋を塗ります。
六:
縄を頑丈なフック状のものに引っ掛け、縄同士を2~3回ねじり、縄の端と端を左右の手に持ち交互に引っ張り縄同士を擦り合わせます。
七:
ガスコンロ等の中火に縄を近付け、縄から出ている細かい繊維(ケバ)を焼きます。
必要によっては六:七:を繰り返して完成します。
昨日なんとか僕の縄が出来ました…^ロ^;
正直先輩方の縄に比べて仕上がりに自信がないのですが、早速これで練習台のパイプ椅子を縛っていたら…何やら幸せな気分です(笑)
これを持って今週末の講習会に参加します。


