はじめまして!

Dnaotyと申します。

 

この秋、53歳にして人生初の退職をしました。

 

思えば、阪神淡路大震災&オウム真理教事件があった年の9月に初の社会人デビュー。

(大学卒業から1年半以上プータローしてました)

 

それからというもの、ザ・昭和な会社で毎日23時の終電まで&残業代なしで、ひたすら働いてました(汗)。

もう一回やり直せ!と言われても絶対ムリ(笑)。

 

事務所は多数の喫煙者によって常にモクモク状態(私は吸わない)。

パワハラ・モラハラが横行…今では大問題となるような状況がまかり通る環境で、よく頑張ったものです。

 

歴史は流れ、2018年に当時上場を目指していた企業体にM&Aされ、会社も大きく変化。

ハラスメントは表面上撲滅(笑)、分煙も徹底され、業績もV字回復。

それなりに居心地の良さはありましたが、親会社の数字至上主義風土によって、常に人は入れ替わり…これ以上は自主規制(笑)。

前身の会社から言えば、勤続30年の長旅でした。

 

そんな環境から、なぜ離職を考えるようになったか…

それは周りの人の「死」「病気」を目の当たりにしてきたからです。

 

親、義弟、友人…自分が45歳を超えたあたりから、急に不幸事が多くなりました。

皆さんも経験されているかと思います。

この歳になってくると、否応なしにそんな場面に遭遇する機会が増えます。

 

あれこれ深く考えず、数字のプレッシャーやストレスはありながらも、

増収増益を続ける会社でサラリーマンを続けていれば老後も安泰だったと思います。

 

でも、ふと頭をよぎったんですよね。

 

「あと、何年元気でいられるのかな」と。

 

退職を決意したのは、その瞬間でした。

 

もう一人の自分が「カラダが動く健康なうちに、やりたいことはないの?」と聞いてきます。

その答えは、サラリーマンを続けて老後に備える、というものではなかったんですね。

 

未成年2人を含む3児の親ではあるものの、

もし自分が次の瞬間病気でカラダが動けなくなったりしたら、

「一生大きな後悔を引きずる」という気がしてならなかった。

 

だから、この歳にしてアホですが、自分の気持ちに正直に生きていく選択をしました。

 

でも、生きていくには当然お金は必要です。

このブログを開設したのは、今の気持ちを絶対に忘れないようにするためです。

 

大好きな「海」「魚」をテーマに、チャレンジスタートです!