一連の件に関して思うところあったのでここに記させて頂きます。

中にはご不快に思われる方もいるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。





劇団側の会見について、最悪の会見だと言っている方を見かけますが、そうでしょうか?

結局はどんな会見でも非難し、最悪などと言って上から目線で評価している自分に酔っているだけでは。


まず、稽古や公演のスケジュールの見直しや、雑務など負担の削減、生徒へのハラスメント研修の検討など
劇団が提示してきた対策はいいと思いました。


パワハラはありませんと言いきってしまったことに関して


報告書によると、~とは認定できない~・は確認できなかった、みたいな内容でした。

100%無いという書き方ではなかったのに断定のような言い方をしてしまったのはよくなかったのかなと思います。何か理由があったのでしょうか。

報告書には、「故人の心理的負担は中に該当すると考えられる」など注意や叱責されたことに関して心理的負担になったであろう記述もあります。

「パワハラには該当はしないが故人は精神的負担に感じたかもしれない」など配慮した言い方はできなかったのかと言われています。

確かに私もそう思いますが、結局何を言っても揚げ足をとられて叩かれる雰囲気だったよなぁと思います。

私は報告書を読んだし、会見で該当箇所を読み上げているのも聞いたので納得しているだけで、
会見の理事長の話だけを見た方は不信感を持ったのかもしれません。


話し方がしどろもどろだったことに関して


弁護士でもなんでもないのですから、喋りに慣れていなくて、しかもこのような会見は初めてのことですから当然でしょう。
劇団の問題とは全く関係のないことで批判しすぎと感じます。

そもそもしどろもどろではなく、慎重に言葉を探しているように見えました。

経験も知識も豊富な弁護士さんで、喋りが上手い方に共感してしまうのは仕方のないことかもしれませんが、そういう考え方は安易だなぁと思います。

個人的には、ご遺族側の弁護士さんもそこまですらすらと喋っているとは思わなかったですし、どちらも同じでは?とも思ってしまいました。
言葉を選ぶために慎重に話していたため、えーとかあのーとかが多かったのかもしれませんね。

それにお亡くなりになった方がいる事件なのに、ハキハキ・すらすらと話しては強い喋り方に聞こえてしまい、謝罪の意を示したい会見にはふさわしくありません。それはそれで反省してない!と叩かれたでしょう。



それから理事長は一生懸命お話されているのに、
にやけ顔だとか、笑っているだとか言っている方も見かけますが、あまりにも失礼では。
私には全然にやけ顔なんかには見えませんでした。


劇団側の話にはあれこれ疑ってかかる人が多いにもかかわらず、ご遺族側の話は100%鵜呑みにしているのはおかしいですよね。
もちろん嘘をついているわけではないと思います。

双方から見た意見が食い違っただけでしょう。
これから擦り合わせして、お互いの落としどころを見つけていくのでしょうから、外野があれこれ口を出す必要はありません。


何よりご遺族の求めるものは謝罪と補償であり、解体や全中止やスターさんの辞任ではないのですから。そんなこと誰も望んでいないのに勝手に暴走している人がいますね。



悪質なメディアの記事

4人がヒアリング拒否した
報告書に黒塗りの部分があった
しどろもどろ会見

などの大衆の非難を煽るような、誤解を招くような、悪質な見出しが多く見られました。
怒りもありますが、通り越して呆れます。
メディアにも、こんなのに騙される人々にも。
人間ってこんなにも愚かな生き物だったのかと驚きます。

きちんと情報を取り入れた結果批判するのならわかりますが、悪質な記事や見出しに騙されて先導される人がこんなにもいるのかとドン引きです。

反面教師にして生きていかなければならないと思いました。


結局亡くなった原因はなんなのか


それはもう誰にもわからないことです。
家族であれ、仲間であれ、もしかしたら本人だってわからなかったのかもしれません。


私はこのように想像します。

●稽古や雑務で働き詰めで心身共に辛かった。
●同期がほとんどいない・コロナ禍で組内のコミュニケーションの機会が奪われ絆ができていない中、ヘアアイロンの報道などにより、さらに気まずくなった・妹と一緒に暮らしていることにより、他の同期や仲の良いメンバーがいても家に招待できない、もしくは向こうから誘いづらく、本当の意味での仲間ができなかった、など心を打ち明けられる仲間がいなく孤立していた。
●責任感が強く、仲間に相談できなかった、一人で抱え込みすぎた。
●絆ができていないまま注意を受けても、ポジティブに受けとることができず、自分が気にくわないのだと受け取ってしまうなど精神的負担に感じた。


過労なだけでも亡くなる方はいるのに、それに加えて頼ることができる仲間がいなかったのかなと、想像するだけでとても悲しいです。




同じ注意でも信頼関係ができている仲であれば、パワハラとは感じないでしょうし、ヘアアイロンの件も報告書を読む限りいじめではなさそうと思いました。

もしあったとしても、それが亡くなった原因とは言いきれないのです。過労や孤独の方かもしれないのです、または全く別の理由があったのかもしれませんし…。


ご遺族がいじめ、パワハラを主張する理由


ご遺族の方々も、理由を見つけたいのでしょう。我々と同じです。

たびたび家に来たりLINEで近況を知ったりしていた分、
「助けてあげられなかった」「あの時ああしていれば」のような自責の気持ちはあるでしょう。

自分の心を守るために、無意識のうちにいじめやパワハラに違いないと、そう思わずにはいられないのかもしれません。

「同期が少なかったりして相談できる仲間がいなかった」「責任感の強い子で抱え込みすぎていた」というのはあったとしても劇団を責められる内容ではないため、弁護士さんの助言によってご遺族側の言い分に入れていないのかもしれません。


でも結局はわからないのです。ご家族とはいえ、その現場を見ていたわけでもなく、劇団の稽古の様子や先輩達の姿を見てきたわけではないのですから。


命とは


今回一人の方がお亡くなりになったことは本当に取り返しのつかないことですし、あまりに悲しいことです。

しかし一方で、劇団に残されたジェンヌさん達は…?加害者だと非難されてしまったジェンヌさんは…?

命というものはとても重く、代えのきかないものですが、死というのは何よりも強いアドバンテージです。

亡くなった方に同情し味方し、残された者に刃を向ける人が圧倒的に多い。

残された者に同情すると、亡くなった者をないがしろにしているように見えてしまう。


どちらの方がかわいそうか、どちらの方が辛いか、そんなの、比べて白黒つけられることではありません。どちらも苦しいのです。


皆様には故人だけでなく、今この時も辛い思いをしている人がいること、
この事件によってトップへの道が途絶えてしまったかもしれない人たち、限りある時間を奪われてしまった人たちにも、同じく思いを寄せて頂きたいと思います。


せっかくの何年も何年も待っていたお披露目公演だったのに、
前トップの長い期間が終わりやっと番手が動くはずだったのに、
新人公演の主演だったのに、
やっといい役がついたのに、
故人に思いを寄せつつも、こういう思いも同時に存在していて当然です。

悔しいですね。
くだらない報道や誹謗中傷はなんかには負けないでほしいです。
私はこれからも応援したいです。