4トン以上の大きなトラックを運転するドライバーには当たり前すぎるエアブレーキ
でも普通自動車しか運転しない人ではそんなの聞いた事ない
って話かもしれません
これからキャンピングトレーラーやトラベルトレーラーを引くために牽引免許の取得を目指す方は
このエアブレーキがネックになるかも…
そもそも
普通自動車のブレーキは何
って言ったら
油圧式ブレーキ
ブレーキを踏むとラインの中にあるブレーキフルード(液)が圧縮されてブレーキをかける仕組みです
これ3トンクラスのトラックまで油圧式ブレーキなので
コンビニ配達してるトラックや
2トンベースのキャンピングカーはみな油圧式ブレーキです
じゃエアブレーキとは
文字通り空気圧を利用してブレーキをかける仕組みです
よくトラックがプシュプシュいってないですか
まさにアレです
油圧式ブレーキとエアブレーキ
どちらが強力か
とゆーと
エアブレーキの方が強力なのです
重い荷物を積んだりするトラックはそんな強力なエアブレーキを使用しています
もっと身近なものだと
バスや電車がエアブレーキですよ
やはり沢山の乗客を乗せてるので同じ様に強力なブレーキが必要です

で、話は牽引免許に戻りますが
牽引教習を行う際はトラック
そしてエアブレーキのハズです
ブレーキが違うのはわかったけど
何が違うのかとゆーと
ブレーキの踏み方が違います
これを知らないと運転1日目で違いに驚いて教習どころじゃなくなっちゃうかも
まず普通自動車の様にブレーキを踏んだとしたら…
ではどう踏むか
最初ほんのちょこっとだけ踏んで
↓
その後じわじわ〜っと踏み込んでいく
↓
最後はブレーキを戻し気味にしていく
↓
で、停める
最初のちょこっと踏むのをドライバーではブレーキに当てるって言ったりしますが
ほんとブレーキがかかる手間で感覚的には半ブレーキみたいな状態を作ります
これだけです
その後は普通にブレーキをしても平気です
これしないとすぐタイヤロック


最後に
そのままだとブレーキ効きすぎてノッキングとゆーお釣りのくるカッコ悪い止まり方になっちゃうのでペダルを離していくのです
文字だけだとわかりにくいですね
わかりやすいのは
電車の運転手さんのブレーキです

ハンドルレバーでブレーキを操作しているのを見てみて下さい
例えば
ブレーキが①〜⑤ノッチあったとして
↓
停車の動作に入る最初には必ず①ノッチ位にまずするはずです
↓
その後に③〜④ノッチにして
↓
駅に止まる直前には②ノッチ①ノッチと下げていると思います
電車のブレーキの掛け方がまさにエアブレーキ操作法なんです
あんな感じでトラックも足でブレーキをかけているのです
なかなかわかりにくいので実際のトラックで動画にしてみました
汚い靴でごめんなさい
最初の2〜3秒くらいでほんの少しだけ踏んでると思いますが、それがブレーキを当ててる感じです
その後、しっかり踏み込んでいきます
レゾンパパは元々トラック乗れたので
まず教習所の先生が言って来た言葉は
トラック乗ってるからエアブレーキは大丈夫ですね〜👨🏫
でした
牽引免許取得において
バックの難しさは色んな方が強調されますが
トラックのエアブレーキは
最初の大きなハードルとなるかも知れません
その前にトラックの運転自体が初めてかもしれないですが…
知って行くのと
知らずにいくのでは全然違うと思うので書いてみました
牽引免許を取ってしまえば
仕事でない限りエアブレーキに出会う機会はもう無いかも知れません
なので逆に人生で一度きりかもしれないエアブレーキを楽しんで教習出来たらいいですね
そしたら後は最後の難関バックですが…
慣れて下さい
動画なんかを上げてる人いますが
はっきり言って役に立ちません
見るとやるとじゃ大違い
なので
そこは
頑張って



そんな訳でエアブレーキについてでした
これから牽引免許目指す方には
是非知って行ってもらいたかったので書いてみました
【raison's photo】
早くボールちょ〜だい




