だいぶだーいぶ久しぶりにトレーラーネタ
逆にヨーロピアンキャンピングトレーラーはつけません
ゴールデンウィークですが
コロナの影響でせっかくのシーズンが自粛となり
全く稼働出来ない状況
まぁしょうがないですね
そんな今だからこそトレーラーの知識を深めて貰えたら
(つーか最近ワンコネタばっかだったじゃねーか)
そこでウェイトディストリビューションヒッチ(WD)について書いてみます
キャンピングトレーラーについて調べると必ず出てくるワード
でもそれが何なのか
付けなくてもいーのか
そんなのはなかなか書いてません
まずどんな物なのか
って言ってもわかんないですよね
単体だとこんな物です
ヨーロピアントレーラーの画像と比べると
ヨーロピアントレーラーはシンプルで綺麗に収まってる感じ
何でこんなに違うのか
それは
トレーラーの重量配分が違うからなのです
前に書きましたが
ヨーロピアントレーラーはタイヤがほぼ真ん中にあり、やじろべえの様にバランスをとっています
なので端のヒッチメンバーにかかる重量も100kg前後となります
積載制限重量が200kgくらいの普通車はこれで問題無く牽引出来ますよね
ではアメリカンキャンピングトレーラーはと言うと…
そうすると何が起こるかと言うと…
このまま何も付けずに連結してしまうと
ヘッド車は簡単に言うとチョロQ状態です
そこでヘッド車がウィリーせずにトレーラーと並行を保つ為の装置こそがウェイトディストリビューションヒッチメンバーです
なんでこれを付けると並行になるかと言うと
結論WDは
アメリカンキャンピングトレーラーには必須の装備です
これを付けないとまともに走れません
逆にヨーロピアンキャンピングトレーラーはつけません
広大なアメリカを走る事を考えるとタイヤが後ろにある方が直進安定性では勝り
市街地や峠などを走るヨーロッパでは小回りが効く様タイヤは中心となります
なのでヒッチメンバーに掛かる重量も変わってしまうため構造も違う
よってウェイトディストリビューションヒッチがアメリカンキャンピングトレーラーには必要となってしまうのです
レゾンパパは最初意味が判らず、高いWDは付けなくてもいいのか?なーんて考えていましたが甘いですね
欲しくなったトレーラーによってこの様に必要な装備も変わってくるのです
ヨーロピアンの方がスマートで取り付け易い
アメリカンな方がスパルタンなイメージで取り付けには時間が掛かります
こんなのもトレーラーを選択する際の一つの材料としていただいたらと思います
自粛期間中は知識を蓄える期間と割り切ってそんなお役立ちネタを上げれたらと考えております
今は辛抱して解除されるのを心待ちにしましょ〜
【raison's photo】
何奴