今日は私の畑によく顔を出す国鳥の「雉(きじ)」をご紹介します。
キジは私の畑のすぐ横にある竹やぶに棲みついているようで、時々、田んぼの中を歩いているのを見かけます。
先日も竹やぶの方を向いて、盛んに高い声でケーンと鳴いていました。
菜園仲間のTさんも5羽のひなを連れて畑の中を歩いているのを目撃したそうです。
・竹やぶの方を向いて、無事を確かめ合うように鳴いている雄のキジです。

諺に「雉も鳴かずば撃たれまい」とあるように、キジは国鳥でありながら狩猟鳥にもなっています。
雉が日本の国鳥に指定されたのは1947年(昭和22年)3月22日で、国鳥が狩猟対象となっているのは日本だけのようです。
国鳥に選ばれた理由は、「メスは母性愛が強く、ヒナを連れて歩く様子が家族の和を象徴している」ことからのようです。
Tさんが目撃した5羽の雛を連れて歩くところは、正に家族の和だったのでしょう。
・キジの雄です。

キジは民話「桃太郎」ではサルとイヌと共に登場する動物としてよく知られています。
「ケーン」という鳴き声は「けんもほろろ」と言う言葉の由来となっており、更に、「頭隠して尻隠さず」という諺も、草むらに隠れたつもりのキジの様子に由来しています。
・草丈が高ければ、危険を感じた時、頭を隠すのでしょうね。

「雉由来の言葉」
.「けんもほろろ」の由来
「けんもほろろ」は、人の頼み事や相談などを無愛想に拒絶し、取りつく島もない様子を表す言葉で、「けん」も「ほろろ」も、日本の国鳥である「キジ」の鳴き声(または羽ばたきの音)が由来とされています。
オスのキジが「ケーン、ケーン」と鋭く鳴き、続いて「ホロホロ…」と羽を打ち鳴らす様子が、そっけなく冷たく聞こえることから例えられました。
.「頭隠して尻隠さず」の由来
「頭隠して尻隠さず」は雉の習性に由来する言葉です。
危険を感じたキジが、草むらに頭だけを突っ込んで隠れたつもりになっていても、長い尾(お尻)が隠れずに丸見えになってしまう様子から生まれました。