『ガイストヴァルト』
銀森の村へたどり着いたあなたは、警備隊の制服を着た男性を見つけた。
この地が一体どうなっているのかを訪ねようと思い、彼に挨拶をした。
初めてみたあなたを警戒するホーマンに、
自分はクリアから派遣された者であることと、
アルフィナに頼まれてこの地へ来たことを説明した。
なんと・・・!アルフィナ様の客人でしたか!
アルフィナ様は、確かにクリアに助けを求めると仰っていました!
それがあなたという事ですね!
先ほどは無礼を働いたこと、申し訳ございませんでした。
すみませんが、仕事の都合で今はあまりお話をする時間がなくて・・・。
なので私の方で、代わりの者を用意しておきました。
メル!メル!アルフィナ様の客人がお越しになられたぞ!
ホーマンがドアに向けて何回か呼びかけると、
しばらくしてから、可愛い小さい女の子が姿を現した。
どうやらメルは、かなり苛立っているようだ。
あなたは、自分は全然気にしないことと、自分に気にせず仕事に向かう様に言った。
あなたはメルと共に村を一周し、ホーマンの元へ戻った。
ホーマンは、忙しそうに部下たちに指示を出して回っている。
ホーマンはあなたに何度も謝罪した。
あなたは、平気だから気にしないように言った。
メル、私の代わりにおつかいを頼まれてくれないか?
レイスとプルドに、伝言を伝えてきてほしいんだ。
彼らに、物資は明日届く予定だから、今日は来なくてもいいと伝えてくれ。
ああ・・・あともう一つ頼みたいことがある。
村長のスールの所にも行ってほしいんだ。
どうやら人手が必要なようでな。
メルがまた機嫌を損ねた。
ホーマンは話を終えると、仕事の準備を始めた。
さすがにメル一人に任せるのは気が引けるため、メルと一緒に伝言を伝えて回ることにした。
突然、メルが隣でブツブツと嘆き始めた。
耳を疑うような言葉に驚いて、思わずメルを見た。
メルはあなたに声をかけて出発した。
どこか雰囲気も落ち着きを取り戻している。
あなたは、先ほどの言葉は自分の聞き間違えなのではないかと疑った。

