時々、ニュースで流れる、
望まない妊娠をした女性が、自宅や外で出産して、産んだ赤ちゃんを遺棄したという事件。



「育てられないと思った」
 「夫の子どもじゃないから捨てようと思った」



そんな大人の身勝手な理由で、絶たれた小さな命。



望まない妊娠で産まれた子という点では、
私もその赤ちゃんも同じ。



たまたま、産みの親が特別養子縁組という制度を使ってくれたから、私は生かされたが、
もしかしたら、一歩違えば、
私も、産まれてすぐに死んでいたかもしれない。



産みの親が、私のために、
最初で最後の愛情を持って、
特別養子縁組という制度を選んでくれたのか、



自分が犯罪者にならないために、
戸籍に私の存在を残さないために、
自分の保身のために、
それを選んだのかは、本人しか分からないけど、
私は生かされた。



産まれてすぐに、なす術なく絶たれた小さな命。



私は、「ありえたかもしれないもう1人の自分」だと思わずにはいられない。



だから、どうか。
予期せぬ妊娠をした人は、自分一人でなんとかしようと思わないでほしい。



あなたには必要ない命だとしても、
赤ちゃんには幸せになる権利はあります。
幸せになれます。



あなたには必要ない命だとしても、
赤ちゃんの命を奪う権利はありません。 



もしかしたら、その赤ちゃんは、
10年後、20年後、幸せに笑っているかもしれません。



一人で抱え込まずに、
勇気を持って、相談機関に連絡して下さい。