実習編Pt.2~知的障害の現場~ | レイニーの部屋

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発達障がい児の感情の発達を促すセラピストとポールダンサーの二足の草鞋。ここに至るまでの40代おじさんの経験値や考え方をここでシェアできたらいいなと思います。

今週1週間もあっという間。

今週は介護実習の第二弾として知的障害者の施設に行っておりまして、その研修もいよいよ明日で終了となります。

その合間合間にアルバイトやらポール出演やら、舞台リハなどなど、寝る間もありませんが、なんとか生きてるレイニーです。

知的障害者っていうと、あまりピンとこないかもしれないけど、
介護の世界ってひとくくりに老人のお世話だけじゃないんだよね。

生まれながらに障害を持って産まれた子供や、そのまま大人になっても社会に適応できない若い大人達を見る施設もある。

自分は介護の世界ってひとくくりに「老人の世界」だと思っていたけど、今回研修をして、小学校時代に見た事のあった知的障害の子供のことを思い出した。

その子は特別学級に通っていたので、実際に僕らと関わることは、ほとんどなかった。
社会に出れば、健常者は健常者の社会で働き、障害をもった人と仕事をする機会も、友達になる機会もほとんどない。

その人達は特別に保護された世界で生きているからだ。

今回、その現場を目の当たりにして、その方達の障害を共に背負って生きてる親の顔も見て、
「なんか好き勝手自由に生きてる自分は辛い事があっても幸せ過ぎる」と、とても考えさせられるものがあった。

もっと現実みなきゃダメな大人だなーって。

明日は、そんな障害をもっても一生懸命生きてる方達とふれあう実習最後の日。

歯を磨いてあげたり、オムツかえてあげたり、排泄でお尻ふいてあげたり、
出来る限りのことに挑戦してこようと思います。

手とかヨダレまみれになるけど、彼ら彼女らから学ぶ事っていっぱいあるな、、、って思います。


おやすみなさい。