今日は、中野ZEROホールで行われたダンス舞台「Hide & Seek」を観に行ってきました。
タイトルに「Love is Free」と書かれている通り、愛する事は自由であることを表現された、とても難しいテーマでした。題材にはセクシャルマイノリティーを全面に出した問題作。
同じマイノリティー派の自分としては、とても興味深かったし、
最近の日本のダンス舞台で、ここまで難しいテーマを明確に表現した舞台は見た事なかった。
そして、この小さな日本の小さなホールで、こんなにもデカいテーマを堂々と表現に挑んだダンス講師陣、出演者の方々、胸にグサグサくる、とても素晴らしいステージをありがとうございました。
お客さんもギッシリ~~~
僕は親友の応援に駆けつけたのだけれど、とても忙しい中、睡眠時間を削って頑張っていたのを知っていたので、本当に良く頑張ったって思った。
この舞台の総合演出家Acchanとは昨年よく一緒にレッスンを受講していたダンス仲間だった。
その頃彼は、大学卒業時期で、将来の進路に凄く悩んでいた。
ダンスを選ばず就職活動する姿は、大好きなことを諦めて違う方向へ進む葛藤と悲しさが見え隠れしていた。
でも、彼は結局ダンスの道を選んだ。
そして2012年12月。こんなにも大きなテーマで講演を旗揚げする事に成功し、成長した姿を目の当たりにした僕は、とても胸が熱くなった。
公演の最後の挨拶を涙流しながらマイクを握る姿には思わず、もらい泣きしてしまった。
ダンスで何ができるのか?時々考えてしまうけど、
今日は間違いなくダンスで革命を起こした日になったのではないかと思う。
そして、ステージで最高の演技を魅せてくれた若者達のパワーは限りなく無限の力を秘めていた。
ここまで頑張ってきた皆には、それぞれの苦労とドラマがあったんだと思う。
でも、それは見ている側に、ちゃんと伝わったんではないだろうか?
少なくとも僕には伝わった。
また公演がある時は是非足を運んで応援したい。
(総合演出家のAcchan←真ん中)
出演者のみなさん、お疲れ様でした!