リストラ ~一期一会~ | レイニーの部屋

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発達障がい児の感情の発達を促すセラピストとポールダンサーの二足の草鞋。ここに至るまでの40代おじさんの経験値や考え方をここでシェアできたらいいなと思います。

だんだんと朝晩が肌寒くなってきて、秋から冬への移り変わりを感じつつある今日この頃です。

そんな中、Twitterのつぶやきなんかで、気がついた方も多いかと思いますが、この9月から勤め始め、色んな事を学び覚えた職場を、早くも辞めることとなりました。


そう、俗にいうリストラってやつです。

長く生きてりゃ、いつかは経験すると思ったし、以前の10年以上勤めてた職場も同じ様な辞め方だったので、それほど今回は驚かなかったけど。

周りの人や、他の部署の方々が、すっごく驚いていました。


明日から、何もする事が無くなってしまった現実を前に、意外と本人は冷静だったりします。
だって、いつ死んでもいいやって気持ちで、日々を全うしてるからです。


人間、そう簡単に死なないし、なんとかなるものだと、今までの経験上、知っているからです。


ただ、少々の苦労やキツい思いはしますが。
それは生きている以上、仕方の無い事だと思っています。


今回の職場は、生まれて初めてのオフィス業務で、自分に合ってるのか、合っていないのか?よくわからないまま終わってしまいましたが、対人関係の素晴らしさは、この2ヶ月間の宝だと思っています。

リストラ宣告を上司のMさんから聞いたとき、Mさん半泣きだったし、
「みんなを守れなくてごめん」と自分1人で責任を感じてた上司の元、僕は働けて幸せでした。

今日は、休暇にもかかわらず、わざわざメールで「お疲れ様でした」とメッセージをくれる他部署の方々。

この先、こんな恵まれた人脈に出会えることは、ほとんどないかもしれない。


2日前にリストラを煽る様な報告がきて、つい昨日決定して、そして今日退職という、
一瞬、「夢じゃないか!?」って思うくらいのジェットコースター・ストーリーでしたが、
いつも思う事は、やはり僕は人に恵まれているということ。


結果、僕にとって、クソッ食らえな会社となりましたが、人との出会いは何事にも変えがたい財産となりました。


皆さんは、「今度飲みましょう」とか「カラオケ行きましょう!」とか「今度ショー観に行きます!」とか言ってくれましたが、それが社交辞令だったとしても、僕は彼ら彼女らと出会えて、本当によかったと思います。


未だ見ぬ明日に、新たな出会いが沢山待っているかと思いますが、
一期一会って、こういうことなのかな、、、と感じた、今日の出来事でした。