高校に行ってきた。 角の視界を遮っていたビルが無くなって空き地になっていた。何をしに行ったかと言うと、参考書を返しに。元々は一代上の先輩が後輩の為に残していったものだが、返すのを忘れていた。それで片道徒歩十五分の道を数ヶ月振りに歩いたのだ。学校はあまり変わっていなかった。後輩も相変わらず優しかった。図書室の先生は紅茶を煎れてくれた。だが、部室には入れなかったので、参考書は後輩に預けてきた。またいつか、暇があったら遊びに行こう。