The Songs Remain the Same -2ページ目

Drops of Jupiter, by Train

Now that she’s back           木星の雫を
in the atmosphere            髪に飾りながら
With drops of jupiter           彼女が戻ってきたよ・・・
in her hair, hey, hey           ヘイ・ヘイ・ヘイ。
She acts like summer          夏のように振舞って
and walks like rain           雨のように歩く・・・
Reminds me that there’s        僕なんかでも変われると
time to change, hey, hey        思わせてくれる彼女・・・。
Since the return from her        月から戻ってきた彼女は、
stay on the moon            まるで春のように
She listens like spring         僕の話にも耳を貸す
and she talks like june, hey, hey  そして六月のように話をした・・・

Tell me did you sail across the sun 教えてよ、太陽への旅はどうだった?
Did you make it to the milky way   銀河まで辿り着いたら、
to see the lights all faded       星ぼしの輝きは失せ、天国が
And that heaven is overrated     過剰評価されてる事に気が付いたかい?

Tell me, did you fall           教えてよ、傷がない流れ星と
for a shooting star            恋におちたかい?
One without a permanent scar    そして、自分をさがす
And did you miss me while you were 旅の途中、
looking at yourself out there     僕のことも考えてくれたかな・・

Now that she’s back          ソウル・バケーションから
from that soul vacation        戻ってきた彼女は
Tracing her way through        星雲での経験を
the constellation, hey, hey       聞かせてくれる・・・・
She checks out mozart         モーツァルトを聞きながら
while she does tae-bo        東洋哲学に思いを馳せる彼女は、
Reminds me that there’s       僕が成長する余地がまだあると
time to grow, hey, hey        気づかせてくれる。

Now that she’s back         大気園に戻ってきた
in the atmosphere          彼女は僕のことを、
I’m afraid that she might      普通でどこにもいる、
think of me as plain ol’ jane   「飛ぶのが怖いため
Told a story about a man       着地できなかった男」
who is too afraid to fly       と思っていないか、
so he never did land        不安になる。

Tell me did the wind         教えてよ、風に乗って
sweep you off your feet       空を舞ったのかい?
Did you finally get the chance    暁から夕暮れまで、
to dance along the light of day   太陽と一緒に踊ったのかな?
And head back to the milky way  銀河系には戻ってきたのかい。
And tell me, did venus blow your mind 金星はいけてる奴だった?
Was it everything you wanted to find 君が探してるものは見つかった?
And did you miss me while you were  その旅の途中、僕のことを
looking for yourself out ther     思い出してくれたかな・・・・

Can you imagine no love,       愛、プライド、フライドチキン、
pride, deep-fried chicken      自分が悪いとわかっていても、
Your best friend always        味方をしてくれる親友・・・・
sticking up for you           これらがない世界なんて、
even when I know you’re wrong   考えられるかい?
Can you imagine no first dance,  ファスート・ダンス、
freeze dried romance         80歳の恋愛、5時間の長電話、
five-hour phone conversation     最高のラテの一杯・・・・
The best soy latte that         そして僕いないこと
you ever had . . . and me        なんて考えられるかい?


先週宇宙船ホイエンスが木星の惑星タイタンに着陸して、そこにメタンの海があることをかくにんしたそうな・・・・

子供の頃、銀河鉄道999では、鉄郎は惑星タイタンで宇宙に4丁しかない「戦士の銃」を手に入れる。それをもつものはハーロック、トチロー、エメラルダス、そして鉄郎・・・・・ブログを間違えたような・・・・。

トレインと言うバンドが4-5年前に出した曲です。けっこう好きな旋律だったんですが、その後あまりフォローしていません。ただテーマがニューエージなので、当初とても歌詞のきれいさに感動しました。

ホイエンスは天文学者でしたが、彼のバイオグラフィーを一冊読んでみたところ、多岐にわたった知識を要する「見識人」だということが分かりました。

本日10名の「見識人」があつまり皇室典範の改正について論じたそうだ・・・でも奥田経団連会長はじめ、みな60過ぎのおじいさんおばあさんばかり、加えて女性は2名しかいません。世界で一番歴史を持つ家族のマターをそれで片付けていいのでしょうか。

僕は世論の97%と同じで女性天皇でもいいと思っています。

「民主主義という法の下、皆が平等という共同ルールをベースに生活する我々、このイデォロギーの反対にあるものが天皇制で、民主主義を天皇制や王制に適用したのが大統領制で、民主主義が加わると「票取り」のため、大統領は戦争もしなくてはなりません。したがって権力をもたない象徴天皇制は、人類が生んだ叡智でもあります」。

上記は僕も共感する、文芸春秋におけるある女性の意見です。

ポイントは民主主義が適用しない「特殊なイデオロギー」が皇室にあるから、われわれ一般人は皇室を敬い、恐れるのではないでしょうか・・・その根底に、皇室にはだれもがもっていない「歴史」があり、男子一系という特殊な背景があり、2000年と続いたそれを、我々の代で「知識人」10名が改正していいものなのか・・・・僕は疑問です。

人類が木星で生活する時代になっても、皇室ってあるのかなー?なんて思ってみました。


ロックな英単語 PART2

Visionary

発音・ビジョナリー
意味・ビジョンをもつ人、ロッカーそのものを言う。
    思想家とは異なる。


ロックな英単語 Part1

Baby!

発音・ベイビー!
意味・好きな人を呼ぶときに用いる形容詞。

用途・ボン・ジョビ風 = 「ヘイ!ベイビー!」
   ロバート・プラント風 = 「ベイビー、ベイビー、ベイビ!」
   黒人コーラス風 = 「ウーーーベイビー、ベイビー」

The Wild Side, by Lou Reed

Holly came from Miami F.L.A.     マイアミで生まれたホリーは
hitch-hiked her way            ヒッチハイクして
across the U.S.A.             アメリカ中を旅した。
Plucked her eyebrows           途中でまつ毛を抜いて、
on the way                 すね毛も剃って、
shaved her leg and             ここに着いた時にゃ
then he was a she             彼は「彼女」になってた。
She says, hey babe,             おい、ここはニューヨークだ。
take a walk on the wild side       そんな事に驚かないでくれよ。
said, hey honey,               君もたまには「こっち側」を、
take a walk on the wild side       歩いてみなよ。

Candy came from             キャンディーはロング・アイランド
out on the island             からここに出て来た。
in the backroom she was        店の彼女の個室では
everybody's darling           男たちは彼女を愛す。
But she never lost her head     そんなキャンディの頭は
even when she was given head    いつもまともに冴えていたよ。
She says, hey babe,            彼女のフェラも冴えてたけどね。
take a walk on the wild side      おい、ここはニューヨーク・・・
said, hey babe,               別に普通のことだよ。
take a walk on the wild side      ワイルドな「こっち側」の毎日。

and the coloured girls go        そして黒い肌の女たちは歌う、
         
         (Doo, doo, doo, doo, doo, doo, doo, doo)
         (doo, doo, doo, doo, doo, doo, doo, doo)
         (doo, doo, doo, doo, doo, doo, doo, doo)
         (doo, doo, doo, doo, doo, doo, doo, doo)
         (Doo)

Little Joe never once          リトル・ジョーがただで
gave it away               働くことはない。
everybody had to pay         誰であっても取るべきものは、
pay and pay               しっかりと取る、そんな奴さ。
A hustle here               あっちで一儲け、
and a hustle there            こっちで一儲け、
New York city is the place to be  そんなニューヨークが大好きさ。
where they said Hey babe,       おい、お前も「こっち側」を、
take a walk on the wild side     歩いてみたらどうだ?
I Said hey Joe,              ワイルドな世界も
take a walk on the wild side     なかなかいいぜ。

Sugar Plum Fairy             妖精シュガープラムは
came and hit the streets        心の拠り所と、食べ物を探す、
lookin' for soul food            日々をおくっていた。
and a place to eat            そんな彼が、ある日、
Went to the Apollo            アポロの舞台を踏んだら
you should have seen him go go go  大大大ブレーク・・・
They said, hey Sugar,           その時みんな、
take a walk on the wild side      「ワイルドな道も、いいかもね」
I said, hey babe,              おい、そこの君
take a walk on the wild side      ワイルドな道を歩いてみな。
all right, huh

Jackie is just speeding away      ジャッキーはスピード(薬)に夢中。
thought she was              まるでジェームス・ディーンが
James Dean for a day          乗り移ったようなスピード狂。
Then I guess she had to crash     でも最後はやっぱりクラッシュした。
valium would have helped that dash  バリュームで胃を洗浄してたら、
She said, hey babe,             ちょっとは和らいだかもな。
take a walk on the wild side      「こっち側」歩いてれば、
I said, hey honey,              こんなこともあったりする。
take a walk on the wild side      それでもワイルド・サイドを歩くかい?

and the coloured girls say        黒人のおねーさん達が歌ってる・・・

今日は、ルー・リードとニューヨークをこよなく愛す、1970の福音を広める新しい仲間のリクエスト・ソングです。

ルー・リード。彼以上にニューヨークが似合うロッカーはいない。

1960年代後半、爆発的なエネルギーを生んだロンドンは、1970年代から徐々に勢いが失せ、世界のボヘミアはニューヨークへ集まる。そのなかにジョン・レノンもいて、彼は永住を申請するが、平和運動などに参加してたため、アメリカ当局に却下される。

ニューヨークは60年代から、チェルシーやビレッジ(=グリニッチ・ビレッジのことを地元ではビレッジという)などのボヘミアン・ニューヨークで、モダンやポップ・アートを中心とした独自のムーブメントが、時代を築こうとしていた。中でもアンディー・ワーホルがフラット・アイロン・ビルの一室を「ファクトリー」と命名し、そこであらゆる分野のアーティスト達が集まり、後の世界の伝説となるパーティーが、夜な夜な繰り広げられていた。

ニコ、ジャン・ミシェル・バスキア、ジム・モリソン、・・・・・そして若きルー・リード。そんな奴らが集まって酒を飲み、創作心を養ってた。

いつからか、イースト・ビレッジにある「ピラミッド」というクラブの地下室に、毎週水曜日、ゲイの人たちがパーティーをするようになった。1970年頃、まだ時代的に「カミング・アウト」は難しく、彼らはマンハッタンの端にあって、当時治安もかなり悪かったアルファベット・シティーにひっそりと集まった。彼らが選んだピラミッド・クラブの地下室は、壁やカウンター、いたるところにベルベットが張られ、天井から大きなシャンデリアがぶらさっがていた。感性豊かなゲイの人たちは、たとえ地下室でもベルベットを敷いて、貴族のように遊ぶという意味合いでここを、「ベルベット・アンダーグラウンド」と称し、それはそのままアンダーグランド・カルチャーの先駆けとなった。やがて70年代半ば、「ビレッジ・ピープル」がメジャーになり、スタジオ54がこの流れを「ディスコ」としてひとつの時代を形成する。

ちなみに「ベルベット・アンダーグランド」はアンディー・ワーホルが命名した、ルー・リードのバンド名でもある。

マンハッタンには上流階級が住む「イースト・サイド」、今はそうでもなくなったが、昔は移民が住む「ウェスト・サイド」がある。60年代にはレナード・バーンスタインが移民のギャング抗争を題材に「ウェスト・サイド・ストーリー」を書き上げた。この曲「ワイルド・サイド」では、どちらにも属さない「自由人」や「アウトロー」な人生を歩むニューヨーカーたちとその環境を、ルー・リードはつぶやくように歌う。

ベトナムの傷を癒すためテレビでは毎晩、各チャンネルが音楽番組を放映し、コマーシャルで家庭用核シェルターを宣伝するのを、あらゆる民族の友達と小学生の僕は見ていた。クイーンズの公立小学校に通う子供は、肌のいろが違っても、親が刑務所に入ってても、怪しい宗教に(髪の毛を切らず、いつも黒コートを着る保守ユダヤ教)属してても、なによりも「遊ぶ」事が大切だった。他民族社会で生きる人間は、ここでベースを養う。

それをもって、子供たちは成長し、やがて自分たちの民族とその歴史や文化を親や社会から学び、民族的アイデンティティーを養う。たとえば、イタリア系アメリカ人は「俺たちの先祖が新大陸を発見した」、アイルランド系アメリカ人は「NYの警察を創ったのはアイルランド人だ」など、くだらないことでも、自分のカルチャーを誇りに思いながら、多民族社会のニューヨークで、健全でめちゃくちゃポジティブな民族間「競争」を展開してきたのである。多分それが僕が知るニューヨークの素敵なエネルギーの源なんだろうな・・・・異なる人種や文化を尊重しあう(というか大して気にしない)少年期の環境は、そのままゲイや価値観が違う人たちに対してでも気にならなくしてくれた。よくニューヨーカーは他人に関して無関心というのも、あたってる。

昨日は「大寒」。24の季節が存在し、それぞれ微妙に異なる気候や食采を感じさせてくれる。僕もそんな日本が大好きだ。

The Last Resort, by the Eagles

She came from Providence,       ロードアイランド州、
the one in Rhode Island         プロビデンス市
Where the old world shadows hang  東海岸の保守的な空気を吸って、
heavy in the air              彼女は育った。
She packed her hopes and dreams  ある日彼女はスーツケースに、夢と希望
like a refugee                を詰め、まるで難民のように旅たった。
Just as her father came         彼女の親も同じように、
across the sea               海を渡りアメリカへやってきた。

She heard about a place         彼女が向かったのは、
people were smilin'            人々の笑顔が絶えない場所。
They spoke about the red man's way,  赤い先住民が愛す、
and how they loved the land       恵みの大地。
And they came from everywhere     やがて多くの人々が
to the Great Divide             彼女のように西へ向かった。
Seeking a place to stand         自分が立つ場所を求めて、あるいは
or a place to hide             自分が隠れる場所を求めて。

Down in the crowded bars,       今日、そこのバーは。
out for a good time,           人々で賑わう。
Can't wait to tell you all,       「ここは素晴らしい場所だ」
what it's like up there         「皆にも教えよう」と・・・。
And they called it paradise      ここをパラダイスとも呼んだ
I don't know why              僕には理解できない。
Somebody laid the mountains low   高い山々は徐々に削られ
while the town got high         その分、街が高くなっていった。

Then the chilly winds blew down   荒らされた大地には、
Across the desert            砂漠の冷たい風が吹いた・
through the canyons of the coast,   海岸沿いのキャニオンから  
to the Malibu               海岸コーストまで。
Where the pretty people play,     顔がきれいな人たちが、
hungry for power             ここでパワー・ゲームに興じ、
to light their neon way         彼らはネオンで街を飾り、
and give them things to do       自分たちを宣伝する。

Some rich men came and raped    どこかのオヤジが、金で大地を
the land, Nobody caught 'em       レイプした。彼は捕まらなかった。
Put up a bunch of ugly boxes,     そこに醜い「箱」を次々に建て、
and Jesus, people bought 'em      人々はそれを買った・・・・
And they called it paradise       そこをパラダイスと呼び、
The place to be              皆が憧れる「約束の地」となった。
They watched the hazy sun,       霞む太陽が沈む大地を
sinking in the sea             皆で眺めるパラダイス。

You can leave it all behind       だから、すべてを捨てて
and sail to Lahaina            この桃源郷にこいよ。
just like the missionaries did,      昔の宣教師たちもそうやって
so many years ago             自分たちを押し売った。
They even brought a neon sign:     「イエスは救う」とネオンで書き、
"Jesus is coming"             救いを求める人が集う。
Brought the white man's burden down  「白人の罪」を広めながら
Brought the white man's reign       「白人の支配」も当然ついて来た。

Who will provide the grand design?    彼らのグランド・デザインは
What is yours and what is mine?     「それは僕の物、あれは君の物」
'Cause there is no more new frontier   もはや開拓する土地はない、
We have got to make it here         この土地で欲は満たされる?
We satisfy our endless needs and     僕らは、際限ない欲望を
justify our bloody deeds,          血塗られた正義で満たしてきた。
in the name of destiny            運命の名のもとに・・・・・
and the name of God             神の名の下に・・・・・

And you can see them there,        いまでも奴らは日曜日の朝
On Sunday morning             集い、祝い、天国を歌う。
They stand up and sing about      盲目的に自分の幸せと、
what it's like up there           パラダイスを求めて、歌う。
They call it paradise            パラダイスを探す彼ら・・・
I don't know why              僕は理解できない。
You call someplace paradise,      パラダイスを求める人には、
kiss it goodbye              パラダイスは見えない


ある米海兵隊に属していた少年が戦死し、その遺体が本国の家族の下へ戻った。星条旗を掲げる家に住むお母さんは、当然泣き崩れながら息子を迎えるが、お父さんは涙をこらえ、きちっと背筋を伸ばし、しっかりと棺に敬礼をした。その姿は痛々しく、誰もが涙する光景だと思う。

これは先日テレビ放映された一場面で、別に誘導的な報道でもなく、ピュアにアメリカにある悲しみを報道したものだ。立派な敬礼を見せたお父さんが、インタビューで、「250年前、アメリカは、女性が家と子供を守り、男たちは銃を手に自由を勝ち取った(独立戦争)。150年前、銃を手に平等を勝ち取った(南北戦争で奴隷解放)、60年前、銃を手に正義を勝ち取ってきた(太平洋戦争)」。そういった後、少し間をおいて、「そう考えないと。息子の死をどう理解できるんだ?・・・・教えてくれないか・・・教えてくれ・・・」と気丈な男がついに泣き崩れる。

アメリカの歴史は独立より230年、かなり若い。その間、このお父さんがいうように、戦いと開墾で今日のアメリカを築き上げてきた。もともと、狭いヨーロッパで土地をもてない層の人たち、彼らは新大陸で土地がただでもらえるという「アメリカン・ドリーム」を求めて移民し、苦労を重ね、徐々に西部へ、やがてカルフォニアまで、国と自分の人生を切り開いてきた。

アメリカの西部開拓史は、社会の秩序とモラルを必要以上に「神」と「イエス」に託す歴史であり、同時に、「自分の夢」の邪魔になる先住民、アメリカン・インディアンたちを殺戮する歴史である。


今のアメリカ人はわずか100年前・・・・3代前・・・・、お祖父さんお祖母さんが体験した苦労、薬をもらうため50キロ北のインディアン村落まで出かけ、自分と家族を守ってくれるのは、国でも州兵でもなく、自分の38口径ピストルやショットガンだった時代、神にすがりながらもくもくと大地を耕した時代を、良くも悪くも誇りに思っている。

今なお、大多数のアメリカ人たちは 「イエスの救済」 を頼みに生き、その結果プロテスタント教会の力は絶大だ。しかし、この詩を書いたドン・ヘンリーもアイルランド系アメリカ人で、バリバリの白人だ。この曲「ラスト・リゾート」は僕的にイーグルスの最高傑作で、ドン・ヘンリーはボブ・ディランとともにアメリカの至宝と思っている。そんなアメリカ人もほかにたくさんいる。

ひとついえるのは、歴史の浅い国の悲壮・・・と格好つけておこう。実際に馬車一台で西部に挑み、鍬一本で土地を切り開いた人たちからまだ2-3代しかたっていない現代。中部や西部に住む多くの人たちは、彼らの祖父母から直接物語を聞いている。時間がたてば、ロジックも入り、視野も広がるだろうが、あまりにも最近のできごとなので、心情的な財産がまだ食いつぶされていないため、多ベクトル的な考え方ができない人が多いのもたしかだ。



Here Today, by Paul McCartney

And If I Say                 「あなたを良く知っていた」
I Really Knew You Well          と、僕が言ったら、
What Would Your Answer Be.     なんて答えるだろうね。
If You Were Here Today.        もしあなたが今日ここにいたら・・・
oh- Ooh- Here To - Day.        今日ここにいたら・・・・

Well Knowing You,            「俺たちは似ても似つかないよ」
You'd Probably Laugh And Say     といつものように
That We Were Worlds Apart.      軽く笑い飛ばすのかな・・・
If You Were Here Today.        もしあなたが今日ここにいたら、
Ooh- Ooh- Ooh- Here To - Day.   今日ここにいたら・・・・

But As For Me, I Still Remember   でも、僕は今でも、よく覚えてる、
How It Was Before.            昔の僕たちのことを。
And I Am Holding Back The      そしてもうこの涙を、
Tears No More.               こらえる必要はない。
Ooh- Ooh- Ooh- I Love You, Ooh-   あなたを愛していた。

What About The Time We Met,      初めて出会った日のことを
Well I Suppose That You Could Say   覚えているかい? 
That We Were Playing Hard To Get.   お互い負けず嫌いだった。
Didn't Understand A Thing.        まだ何もわかっちゃいない僕たち
But We Could Always Sing.        だったけど、歌だけは上手かった。
What About The Night We Cried,     二人で泣いた夜を覚えてるかい?
Because There Wasn't Any Reason   もはや、内に秘めることを
Left To Keep It All Inside.         諦めたあの夜・・・
Never Understood A Word.        僕はなにもわかっちゃいなかった、
But You Were Always There       でもあなたはいつもそこで、
With A Smile.                 笑顔でいてくれた。

And If I Say I Really Loved You     本当にあなたを愛していた、
And Was Glad You Came Along.      あなたが居てくれて嬉しかった、
If You Were Here Today.          あなたが今日ここにいたら
Ooh- Ooh- Ooh-              そう言ったと思う・・・・
For You Were In My Song.         そして、あなたはいつも
Ooh- Ooh- Ooh- Here To - Day.     僕の歌のなかにいる。


イギリス北部の港町リバープール、その郊外の住宅地に聖ミカエル教会は建っていた。隣には広場があり、この広場で住民たちは定期的に蚤の市「バザール」を開催しする。まだ映画もテレビも希少だった1956年のイギリスでは、週末のバザールが住民たちのほのかなレクリエーションであり、社交の場でもあった。

バザールで音楽を奏でるのは、教会のコーラス隊や、ママさんフォークバンド、おしゃれなところでジャズ・バンドで、「ロック」という言葉は、時代に敏感な一部若い人たち以外には、「石」を意味する言葉でしかなかった。

そんなある週末、このバザールで少年ジョン・レノンは自分のバンド「クオーリメン」と演奏することになっていた。その日の朝ジョンは家を出るところ、母親代わりのミミ叔母さんと口論になり、むしゃくしゃしたので、会場についたとたんビールを飲み始めた。演奏前まで3杯飲みほし、次は自分のギターのボリュームをリハーサル時より大幅上げ、ほろ酔い気分でステージに上った。そして、ウップンを晴らすように、エディー・コックランの「トウェンティー・フライト・ロック」を叫び歌うのだった。たまたまそこに居合わせた、平和な近所の住民たちは、ステージ上で叫ぶ、皮ジャンにリーゼント、16歳不良少年の「ロック」に、あまり良い意味ではなくびっくりしたと、まわりは回想している。

ちょうどジョンが2曲目に入りかかるころ、14歳の誕生日に親に買ってもらった真新しい自転車を、そのバザールに一人の少年が乗り付ける。近所ではすでに天才音楽少年と評判だったポール・マッカートニーだ。彼はジョンの革ジャンとは対照的に、タルタン・チェックのジャケットを品よく着こなし、育ちのよさを感じさせていた。音楽家の父をもち、幼いころから街の音楽コンクールの常連だったポールは、すでにこの時、ビートルズの初リリースとなる「ラブ・ミー・ドゥー」の作詞作曲にかかっており、十分な音楽教養を身につけていた。だからこそ、学識では養えないジョンの「ロック」を、すぐさま理解したと後に自ら語るほど、高い知識を持っていた。

ジョンと話したいポールは2歳年下ということもあって、紹介を遠慮がちに共通の友人に頼み込み、ステージが終わると、その友人はポールを連れてジョンのもとへいくが、ジョンは年下のポールを当初相手にしない。そこでポールはギターを手に取り、Twenty Flight Rockの「正しい」コードを簡単に弾いて見せた。ジョンはこのとき、ギター・コードをすべて知らず、ほとんど「乗り」で演奏してたので、ポールがすべてのコードを弾けることに感激した(ということは、かなりジョンのレベルは低かったともいえる・・・)さらにポールはクオーリーメンで誰一人できなかった、ギターのチューニングをやってみせ、ジョンはそれにも感心したという。

次の日ポールは正式にバンドのメンバーになり、ここに現代音楽のベースとなる「レノン・マッカートニー」がポップ・カルチャーという新たな歴史を刻み始める。もちろん、すばらしい曲も数百書き上げていく。

ジョンが亡くなったとき、ポールは3日遅れてオノ・ヨーコをたずねた。ポールの顔を見るなり、ヨーコは「 Paul!! John Loved You!! 」と叫び泣いたという。今日の曲はポールがジョンを偲び、書いたバラードです。

神は歴史上、同時代、同じ場所に二人の天才を送り出すことが度々ある。16世紀フィレンツェにダ・ビンチとミケランジェロ、ウィーンにモーツアルトとベートベン、20世紀アメリカ東海岸にエディソンとテスラ・・・・・・

まぎれなく、世の中に天才は存在する。天才とは、天から授かる才能であって、一人の人間の才能ではない。そして、天は一人の人間を愛するのではなく、全体を愛するので、見える結果として、多くの人たちに恩恵を与えたり、夢を与えたり、幸せを広げる才能でなければ、天才とよべないはずだと、僕は思う。一人の個人がいくら素晴らしい頭脳や能力を持っていても、それが個人の枠から出ない才であれば、それは天才と呼ばない・・・・・・と哲学してみた。

現行の経済システムは、南北半球の経済格差、アフリカ飢餓問題、化石燃料の有限性など、多くの問題がいまだ解決されておらず、今後の課題となっている。
現行の社会システムも、宗教問題、民族問題・・・・・課題が残る。
現行の政治システムの問題は、箇条書きでも1000ページ必要。

今ミレニアム、僕らが依存するこれらのシステムは、未来の天才たちの手で、徐々にその問題も解決され、システムの成長と進化が、やがてこのシステムの完成へとつながっていくだろう。天才ならずとも、皆の役割はそれぞれあって、この役割(生きること)において、人間が秘める可能性こそ、この世でもっとも価値があるものではないでしょうか。= 性善説。
・・
つまりシステムが成長するのではなく、人間がシステムを成長させるということを、僕らは忘れてはならない。

ひとつの命が大きく全体に影響し、ひとつの命が未来を変える可能性・・・・・ジョンが殺されなかったら、彼は今なにを歌うのだろう、そして僕らは、どう感動するんだろう・

そして・・・・・今・・この瞬間・・・・・・・・・20年後の世界を変える人間がイラクで死んだかもしれない。 命が安くなる、それが戦争だ。
 
 

I Guess thats Why They Call it the Blues, by Elton John

Don't wish it away             そんなに悲しまないで、
Don't look at it like it's forever     あと少しの辛抱だよ。
Between you and me            君と僕の関係は、
I could honestly say            絶えず進化する、
That things can only get better     そんな素敵な仲なのさ。

And while I'm away            しかたなく離れる間、
Dust out the demons inside       お互いの心に素直になろう。
And it won't be long            でも、そんなに長くは
before you and me run          かからないはずさ・・・・・
To the place in our hearts        僕たちの本当の気持ちを
where we hide               お互いの心の中で見つけるまで。

Just stare into space           思いをはせてごらん、
Picture my face in your hands      僕の顔が、君の手に触れるのを。
Live for each second            思いとどまることなく
without hesitation             一日一日を大切に生きて。
And never forget I'm your man     でも僕の事をわすれないで。

Wait on me girl               帰ってくるまで待っててくれ、
Cry in the night if it helps        涙で癒されるなら、泣いてくれ。
But more than ever I simply love you いつよりも、君を愛している。
More than I love life itself       人生そのものより、君を愛している。

And I guess that's why          だからブルースって
they call it the blues            呼ぶんだろうね。
Time on my hands could be        離れて暮らすのは
time spent with you            やっぱり寂しい。
Laughing like children,           子供のようにはしゃいで、
living like lovers              恋人のように生きて、
Rolling like thunder             雷のようにベッド・シーツの
under the covers              下で戯れる・・・・・僕たち。
And I guess that's why           だからブルースって
they call it the blues           切ないんだよね。

いい曲でしょ。

この曲はエルトンのお父さんが若いころ戦争に徴兵されるさい、お母さんとしばし別れるシーンを歌ったらしい。テンポも、歌詞も、最高のロックの部類に入る名曲だと思ってる。

そして、先日書いた「愛の試練を受ける友人」の心境そのものに違いないと思い、今日の曲に選んでしまった。めでたし、めでたし。完結。

二面性で、その友人には恐縮だが、昨夜ニュースでとうとう米兵隊がイラク戦争からくるノイローゼで、本国カルフォニアで銃を乱射。警官一人を殺して、一人に重傷を負わせた。その兵隊も駆けつけた警察隊に射殺された。死ぬ前、「イラクに帰りたくない」、「あんな恐ろしいところはいやだ」と叫んでいたことはニュースにも報道された。報道されなかったのは、その米兵はイラクのなにをそこまで恐れていたかだ。

その兵隊は、最前線アタック隊員で、主な任務は敵陣地へ進みこみ、陣地の一掃射撃とその場の安全確保だったという。そしてこの任務に一番付きまとうのは、誤射による民間犠牲者だ。その犠牲者の数は、どこの機関も把握していなく、それがニュースにでたとすれば、憶測数にすぎない。

ベトナム戦争では黒人兵が最前線に送られる、という差別問題が取り沙汰され物議をかもした。黒人が平等権を1964年にとって、ベトナムが始まったのが1965年だ。

今回は「お金がない」社会層、つまり大学資金のため軍と2年契約する少年たち(体はどうあれ、18~19歳はまだ少年だと僕は思う)が最前線に送られている。当たり前だ。歴史上どの戦いでも、階級重んじる軍隊では、最前線(使い捨て)の仕事は下っ端が担う。

もし全うな両親の愛の下で育ち、普通の価値観をもつ人間が、18のとしでいきなり最前線に送りこまれ、断ること不可能な上官に「片っ端から殺せ」と命令され、それを実行し続けたらどうなるのか。中には狂ってしまう弱い人間がでてきてもおかしくない。そしてその人間は自分の行為に「恐ろしい」と感じるのも当たり前な感性ではないか・・・・・・・・

そんな場所に自分が愛する者を送り出す心境は計り知れない。



Here There and Everywhere by the Beatles

To lead a better life,           ぼくが幸せになるため、 、
I need my love to be here.       それは彼女がそばに必要だ・・・

Here, making each day          ここで・・・一日、一日、
of the year                 時間を重ねていくなか、、
Changing my life             彼女のしぐさひとつで、僕は
with a wave of her hand        他のものが見えなくなってしまう。
Nobody can deny that there's      誰も知ってる、大切な
omething there.              「何か」がそこにあるから。

There, running my hands         そこで・・・彼女の髪を
through her hair              やさしく指で撫でる。
Both of us thinking             幸せが溢れ続ける
how good it can be             二人の世界・・・
Someone is speaking but         誰かが何かを言っているが、
she doesn't know he's there.       その言葉、二人には届かない。

I want her everywhere          彼女にそばに居てほしい。
and if she's beside me         そこに彼女が居くれれば、 
I know I need never care.        僕の心は平穏だ。
But to love her              愛するから、絶えずそばに、
is to need her Everywhere,       いてほしい・・・・・
knowing that love is to share    愛は思いやることと知りつつも。
each one believing that        永遠の愛だと疑わない二人、
love never dies             彼女の目には、いつも自分が
watching her eyes             映ることを、
and hoping I'm always there.      僕は願っている。

I want her everywhere and        いつも僕の側に居てほしい。
if she's beside me            彼女がそばに居てくれれば
I know I need never care.       僕は心の安らぎを覚える。、
But to love her is to need her.    愛しすぎるあまり、彼女を自分の
Everywhere, knowing that love     一部と思ってしまう・・・
is to share                 「シェア」することも愛なのに。
each one believing            この愛は永遠に続くと
that love never dies           信じたい二人・・・・
watching her eyes             彼女の目には、いつも
and hoping I'm always there.      僕が映ることを願ってる。

I will be here, there, and everywhere.  僕はいつも君のそばにいる。
Here, there and everywhere.       Here, There, and Everywhere


一見ストーカ・チックなこの詩は、激しい恋愛を経験した誰しもが経験する、愛の盲目的な自我を美しいメロディーにのせた、僕がビートルズの数多い名曲中、一番好きな詩です。

思春期(発情期)に恋愛した男の子だったら、誰しも記憶にあるはず。彼女に対する独占欲から生まれる、くだらなく、しょーもない幼稚な嫉妬心。いったんこれにかかると、最初はほかの男を疑り、次に彼女の環境に妬いてみたり、さらに、彼女が自分以外と過ごす時間そのものに妬く。しまいに、何が不安で、何に嫉妬してるのかわからなくなる。僕の経験上では・・・・・(笑)

この思春期の自我は年とともに薄れるが、年を追うごとに今度はさまざまな「距離」、実距離だけではなく、互いの「環境」という距離、「今後の目標」に差異がある場合の距離、「仕事」、「価値観」、国が違うのなら「言葉」、とどめは「男」と「女」という絶対的な距離が恋愛につきまとう。ゲイでもそれは同じで、年をとって生きた分だけその距離も大きくなっていく。

バツ1の身でえらそうなことはいえないが、この詩ほど強烈に相手を思えることって人生で何回あるんだろう・・・2回、3回・・・・出逢いが多い人ならば4回ぐらいか、そんなにないか。

大切なのは相手を理解する愛と、自然体でも相手が自分を理解してくれる愛だと思う。俗にソウル・メイトともいう。7年前に別れた元かみさんは、シーナを凌ぐロッカーで僕の幼なじみ、まだ仲はいいので今はソウル・メイトと互いを思ってるが、本音は、僕は彼女をいまだめちゃくちゃ愛している。彼女は日系3世なので、日本語のこのブログは読まない。

離婚後も幾度か素敵な恋愛をしてきたし、まわりには素敵な女性が数人いるので、フリーな時期がそろそろ2年になるのも、まったく苦にならないが、人生で2回出逢う愛ならば、僕は2回とも使いはたしちゃったな。振り返ると、もうちょっと大事に育てておけばよかったと、一抹の後悔は残る。

この詩の最後尾の「僕はいつも君のそばにいるよ」は、たとえ恋愛に失敗しようと、それが永遠に続こうと、そのときそのときの気持ちがピュアで、優しさが伴えば、その良き記憶は永遠になると、ビートルズは歌ってるのでは・・・・

今週、大切な友人が愛の試練を受ける。優しく聡明な友人なので、いい方向に行くと信じてる。

伝説のロッカー:その4

PRINCE Hironomiya

ここ数ヶ月、文芸春秋は知識層を集め、皇室のあり方などを論議させている。今週の週刊文春にも、雅子妃と紀子妃を比較するような記事が掲載された。

難しい話はさておき、現実は、生まれた時からエリート街道を歩み続けた雅子妃は、世界で一番長い歴史を持つ家族の特殊性を、自分を否定してでも、受け入れることができず、体を壊した。紀子妃は目白の築何十年の3LDKで学者の父母に育てられ、難なく殿上人へ転身した。二人は比較の対象にならない。

皇室は日本の大きなシンボルでもあるし、憲法上の国家元首でもあるので、先月天皇陛下が発せられた文は、今後いやおうなく、雅子妃に対する世論を厳しくする。

たとえ世界を敵に回そうと、愛した女性を守り抜こうとする我が国のプリンスはけっこうロックしてると思う。・・・・・

P.S. ところでBJさん、プリンスは伝説のギタリストには入らないのでしょうか。けっこう彼のプレイ、好きなんですが。

The Battle of Evermore, Led Zeppelin

The Queen of Light took her bow       礼節尽くした光の女王、
And then she turned to go,           振り向いた後、彼女は去った。
The Prince of Peace embraced the gloom  悲しみをこらえる平和の王子、
And walked the night alone.           彼は夜を一人で歩く。
Oooh dance in the dark of night,        闇の夜を踊り明かそう、
Sing to the morning light.            暁の光へ向かって歌おう。

The Dark Lord rides in force tonight     今宵、闇の力は激しく動き、
And time will tell us all.         やがて時間が全てを物語るだろう。
Ohhh throw down your plow and hoe,    さぁ、大地を耕す道具は捨て、
Rest not to lock your homes.         家に帰り、戸には鍵を・・・
As side by side we wait the might     人々は肩を寄りよせ
Of the darkest of them all.         闇を恐れ、過ぎ去るまで耐える。
Ohhh 

I hear the horses thunder          下方の谷で、蹄の怒涛が
Down in the valley below.            あたりに響き渡る。
I'm waitin' for the Angels of Avalon,     アヴァロンの天使軍と
Waitin' for the eastern glow.        東の光を、私は静かに待つ。

The apples of the valley hold,      谷に育つ、知識の木の実・・・
The seeds of happiness.         幸せの種はその中にある。
The ground is rich from tender care,   長年の愛で豊かな大地、
Repay, do not forget.            感謝の気持ち忘れてはならない。 
 
Ohhh No, no! Dance in the dark of night,   夜の闇の中で踊ろう。
Sing to the morning light.            暁の光に向け、歌おう。
The apples turn to brown and black,      果実はやがて腐り、
The tyrant's face is red.            悪の帝王は怒りにふるえる。
Oooh Hohh now! War is the common cry,  戦争は消えることない涙、
Pick up your swords and fly.         剣を手に、いざゆかん。
The sky is filled with good and bad     善と悪が大空に舞うが、
That mortals never know.           人間はそれを判別できない。 
Ohhh. Now.

Oh well, the night is long,           夜はながく・・・・
The beads of time pass slow.         時の流れは優雅に消える
Tired eyes on the sunrise,          夜明けを待つ疲れた我が眼、
Waitin' for the eastern glow.        東の光に焦がれる今。

The pain of war cannot exceed       戦いの痛みは、後日の悲しみ
The woe of aftermath.            に遠く及ばない。
The drums will shake the castle wall,  爆音とともに城壁は壊れ、
The ring wraiths ride in black. Ride on. なだれ込む破壊者たち。
Sing as you raise your bow,        彼らは歌いながら弓を引き、
Shoot straighter than before        容赦なく矢先に命が・・・・
No comfort has the fire that night    夜の世の中で冷えた顔を、
That lights the face so cold.        暖かく照らす火を待ち焦がれ、
Ohhh dance in the dark of night,     暗い夜を踊り明かそう。
Sing to the morning light.          朝日を待ちながら歌おう。
The magic runes are writ in gold     バランスを呼び戻す呪文は、
To bring the balance back.         黄金の文字で書かれている。
Bring it back.

At last the sun is shinin',           やがて光が世を覆い、  
The clouds of blue roll by.          青い雲が空を駆ける。
with flames from the dragon of darkness, 闇の竜、吐く炎むなしく、
The sunlight blinds his eyes. Eyes     太陽の光がその眼をくらます。

ツェッペリンの歌詞は難しい。この曲はレッド・ツェッペリンIV、3曲目、あの「天国への階段」のひとつ手前の曲だ。ドラクエの世界に近い歌詞も、もともとプラント・ペイジがJRRトルキン(ロード・オブ・ザ・リングスの原作者)の影響を受け、ブリティッシュ・ロックならではの英文学ismではないでしょうか。

僕は結構NHK番組フリークだ。なかでも正月より放送されている「新シルク・ロード」には、自身ウズベキスタン、ウイグル自治地区、ラサ、カブール等に足を運んだことから、格別の思いがある。それはさておき、感動したのは今シリーズの音楽ディレクターを務めるヨーヨーマのもと、東西あらゆる楽器の演奏者が集い、一体となった彼らが奏でる幽玄なアンサンブルは、サウンドはもちろん、メロディーも西洋音楽でもなく、東洋音階でもなく、完璧な東西の融合、もしくはシルクロードのように東西を結んだサウンドであった。ヨーヨーマーは天才だ。

10年前、ジミー・ペイジとロバート・プラントもアルバム「NO QUARTER」で自分たちが奏でるハード・ロックのサウンドに、インドの楽曲隊やモロッコのバンドを組み入れ、KASHMIRの新バージョン等をリリースしている。(最近DVDが出てるので、ファンにはお勧めです)。このDVDにも収録されているBattle Of Evermore のオリジナルは、スコットランド民謡歌手サンディー・デネィーがきれいな裏ボーカルを歌っているが、ページ・プラント「No Quarter」のバージョンではインド人女性歌手「ナジマ・アクター」がそれを歌う。大袈裟かもしれないが、最初に彼女の声を聞いたとき、涙がでた。ぐらいこのバージョンは格好いい。年とともに、ページ・プラントのロックは進化する。

The Battle Of Evermoreを直訳すれば「バトルモアの戦」だけど、しかしそんな地名はない。Ever(=永く)More(=さらに or 続く)から、「果てしない戦い」と訳すのがベストだろう。いつもながらツェッペリンの歌は暗号めいた歌詞だけど、「戦いの痛みは、後日の悲しみに遠く及ばない」なんて、かなりストレートなメッセージも組まれ、よく読むとシンプルに平和を願う歌だと、あらためて思った。