類鼻疽

 

類鼻疽について

類鼻疽は人獣共通感染症で熱帯・亜熱帯地域に見られる、類鼻疽菌 による、致死的な重症細菌感染症の1つです。

感染は、類鼻疽菌を含んだ塵や飛沫を吸い込んだり、汚染された水などの摂取または皮膚からの浸入などによって引き起こされます。

潜伏期は1~21日とされていますが、数年後の潜伏期を経て発症する例も報告されています。

鼻疽菌、類鼻疽菌は東南アジア、アフリカ、中東地域などの熱帯・亜熱帯地域に分布し、これらの地域において自然感染の例が散発的に発生している風土病となっています。

生物兵器として研究されたことがあり、米国CDCはバイオテロの可能性が高いとして、これらの菌をカテゴリーBに分類されています。

 

以下、厚労省のメールから抜粋 

アメリカにおける熱帯魚の水槽由来と考えられる類鼻疽の事例が学術雑誌で報告されました。
2021年9月27日、Emerging Infectious Diseases誌に、熱帯魚の水槽由来と考えられる類鼻疽の事例が報告されました。
症例はメリーランド州在住の56歳の女性で、2019年9月に、2日間の発熱、咳嗽、胸痛で入院となりました。

患者はリウマチ性関節炎と糖尿病の既往があり、発症1ヶ月前に免疫抑制剤は中止されていました。
レントゲン上、肺炎がみられ、血液培養検査で類鼻疽菌(Burkholderia pseudomallei) が同定されました。
結果は、バージニア州の検査機関で確認され、米国疾病対策予防センター(CDC)でも同定結果の確認と遺伝子解析が行われました。

抗菌薬治療により、患者は回復しました。
この患者に旅行歴はなく、原因解明のために患者宅の熱帯魚・水槽などからの試料採取を行ったところ、1つの水槽からの複数の試料で、類鼻疽菌が培養され、PCRでも陽性となりました。
全ゲノム解析でも、水槽からの試料と患者検体の類鼻疽菌は同一クローンであると確認されました。

これまで熱帯魚の水槽由来と考えられる類鼻疽の事例の報告はありませんが、過去、フランスにおいてシンガポールから輸入した熱帯魚の水槽が、類鼻疽菌で汚染されていたとされる報告があります。

 

出典:CDC 

 

水槽由来・・日本でも起こり得ますね・・

我が家にも水槽があります。

 

 

 

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