よく
諭される言葉ではある


だが
頭ではわかっていても
それをうまく
使いこなす能力がない



これを
観念
(理想主義)
という




言葉は理解できても
その奥深さが
イマイチ解らない


ずっと
そうやって過ごしてた




一つ一つが
どーでもよくなって気づく




あ〜
これが
そうだったのか





母の言動
一つ一つが感に触り
ピキッ!ときたり
注意したり



でも
何も伝わらず変わらず



ショートスティを提案してみた



行くのを嫌がり
行っても文句を言ったり



それにまた
ピキッ!ピキッ!きたりムキー



最終的に
旅行をする計画をし5泊の
ショートスティを申し込んだ



突然のことだったし
ケアマネさんも渋ってた

これは
ケアマネさんが悪いわけではなく
本当に予約が取れないから



介護仲間に話したら
奇跡だ
と言われた




スティができなかったら
全てをキャンセルするつもりだったし
一つの賭けでもあった



わがままが通らないことを
伝えるため


伝わらなければ
心を鬼にして施設を本気で探す
意思表示でもあった



私は決していい人ではない
それを伝えるため



いい人を装うのは簡単です
我慢すればいいのですから


でも
我慢と受け入れは違うと
ある日
気づくのです



それは
自分のためにもならず
母のためにもならず
愛ではないこと知る



それでも
決心しながら
あーでもない
こーでもない
後悔を促すモノがはたらく




この感情に打ち勝つこと




それによって
本当に相手を想いやる心
想いやれる心


それが養われる



そうなると
本当
嘘のように今までの出来事が
どーでもよくなってくる



一つ一つの出来事が
おもしろく笑えてきたりする

これこそが
和顔施


だから
相手は鏡なのです


自分を磨いてくださる
尊いひと



ありがとうございます