彷徨いのトランスポーター -3ページ目

彷徨いのトランスポーター

自由気ままに、思うことをつらつらと。

今日も愛車で私は行く。


運ぶモノは、いつもモノとは限らない。

今回は人だ。

聞けば今回は数十年振りの一人旅らしい。

家族からの誕生日プレゼントのようだが、なぜ一人なのか。

「皆で行けば良いのでは」

といらぬ考えが脳裏を過ぎったが、男は嬉しそうだった。

要らぬ詮索は無用だろう。

それ以上話すこともなく、目的地に到着すると男は礼を言って車から降りて行った。

私は基本的に一人だから彼の心情は分からない。

だが、今回の旅が彼にとって素晴らしい思い出として残ることを願おう。