探偵税理士シルク商事潜入!!探偵税理士物語【カズオ】
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カズオ
この物語は 探偵税理士物語~新たな任務編②である。
※実在の個人名・団体名とは関係ありませんのでお読みの際はそのあたりご注意ください。
新たな任務編①はこちら
http://ameblo.jp/rainmakerdadao/entry-10274373108.html
~登場人物紹介~
探偵税理士スマイル
・・・相棒のドキュペンと日々頑張っている新米探偵税理士。
だだお所長からの指令によりシルク商事に経理課長として潜入中
だだお所長
・・・くっちゃねの怒りんぼ所長。王様になることを夢見ている。
たすけ社員
・・・たすけ商事の一日社長。口癖は「あ~たすけて下さいよ~。たすけだけに。」
カズオ社長
・・・だだお所長とは過去に接点が。現たすけ商事の社長。
お金大好き経理課長鯨
・・・カズオ社長と同期。いまはわけあって元課長。
経理部紅一点マドンナモンち
・・・たすけ社員の口癖は・・・やはり気になる
きぬちゃん
・・・シルク商事 経理課OL24歳
たすけ商事の子会社シルク商事潜入!
「うわあああああ 気持ち悪いよ~」
「おはようございます。スマイル新課長ですね。」
「あww おはようございます 何なんですかあ これは!!!」
「ああこれですか。 カイコですよ」
「カイコ? 絹、シルクを出すあのカイコですか」
「そうです。わが社は昨年から養蚕事業に乗り出しているんです。」
※養蚕業(ようさんぎょう)はカイコ (蚕)を飼ってその繭 から生糸(絹 )を作る産業 。
「あっちにもこっちにもカイコが・・・」
こんなところに長くいれないよ。急いで解決して退散することにしよう。
「スマイル課長の席はこちらです。経理関係の資料はご自由に見てくださいね。」
「遅くなりましたが、社長からスマイル課長のお世話にをするよう申しつけられている
経理課のきぬ子です。きぬちゃんと呼んでください」
「ああ どうも。 では、遠慮なくきぬちゃん
早速ですが、養蚕事業はもうかっているんですか」
「養蚕事業での売上げは0です。」
「ゼロですか? こんなにカイコいるのに?」
「親会社の経理課長さんにすすめられてうちの社長が養蚕事業はじめたんですけど
なかなか絹にするまでが難しくて。こちらに来てもらえますか」
「親会社の経理課長さんって もしかして鯨課長ですか」
あの人。何やってるんだ
「ご存知ですか鯨課長さんのことを。親会社では社長がうるさくて出来ないようで
うちの社長に”お金になる”ってすすめてきたんです。 こちらに来てもらえますか」
「カイコのマンションみたいですね。
このワタみたいなのから絹ができるんですか」
「そうなんです。社長がネットで”カイコ事業で人生一発逆転”のノウハウ資料を10万円で買って、
それ見ながら一緒にダンボールを切り貼りして作ったんです。」
「どう見ても うまくいっていないようですね」
「そうなんです。見てのとおりスカスカなんです。
このワタができるまでの様子を見てるとスゴク神秘的なんですけどね」
「先月の試算表の仕入れ 3,000万円というのは?」
「このカイコちゃんたちのエサ代です。 これです。」
「クワの葉なんですけど これが結構高くて・・・
鯨課長から仕入れるのをやめれば安くなりそうなんですけど。」
鯨課長、あくどい商売してるなあ。
「でも毎月利益は出してますね。この売上げの内訳は?」
「売上げですか?
養蚕事業をはじめてからは他の事業はすべてやめたのでゼロのはずですけど」
「会計ソフトを見ると先月も5,000万円計上されてますね」
「ああそれですか
それは親会社の社長からの借入です」
「借入を売上げにしているんですか」
「やっぱりおかしいですよね。私、社長に言ったんです。
そうしたら親会社の鯨課長に相談してました。うちの社長も数字に弱くて・・・。」
「それで鯨課長が売上げにしていいと」
「そうです。返済するのが借入だ。返済できるかわからないものは売上にしておけば
いいんだと。私もそれ聞いてなるほどと思ってしまいました。」
100%間違ってはいないが・・・
売上は実質ゼロ。古典的手法による粉飾決算の会社ってことだ。
ゆっくり席に付く前にこれで任務終了だな。
キーンコ--ンカーンコー-ン、キーンコ--ンカーンコー-ン
「スマイル課長。お昼ですけど。昼食はどうされますか」
「僕、ちょっと出ます。
ああ きぬちゃん。また会えるか分かりませんが今日はタスカりました タスケ兄だけに
お元気で。」
「タスケ??? お元気でって もうやめるの?」
よ~し この時間だったら
所長はあそこだな。早速報告だ!!! (つづく)
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