第19話 レールの上(カズオ魂) | 超税理士倶楽部

第19話 レールの上(カズオ魂)




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物語の目次です!
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 大学を卒業して入社したS社


 2ヶ月の研修を経て、クライアントのOガス社内でそこのシステム開発を


 担当することになった


 


 OガスとS社間の契約は 一人一ヶ月あたりでいくらだった


 もちろん人によって単価は違う





 1年目の僕に関する契約単価はゼロだった


 S社としては席だけは確保しておき将来の契約に繋げようという狙い


 だったと思う


 しかし当時の僕はそういうことをまったく知らなかった 





 S社から僕には人並みの給料がでていた


 残業すれば法定どおりの残業代ももらえていた




 当時そのことを知っていたとしても 


 少しでも早くOガスに認めら正式に契約してもらえるよう頑張ろうとは


 思わなかったかもしれない


 


 とにかく仕事が辛かった





 気の合う同期入社の石原と一緒の配属だったから


 なんとか会社には行っていたが一日でも早くやめたかった





 でも当時は今以上の就職難





 何かの雑誌で ”新卒3年は続けないと中途採用で不利になる” と読んだ


 


 ずっとレールの上を走ってきた自負からか  


 ”最低でも3年なら 僕は不利にならないよう4年続けよう”


 入社からしばらくはそんなことだけ考えて毎日を過ごしていた


 


 入社2年目 1997年


 今年の漢字に「倒」が選ばれ 大企業の経営破綻が相次いだ。  
   


                                    <カズオ魂>





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