会計事務所の選び方(第1回)
昨日に引き続き 残暑お見舞い申し上げます。
会員番号2番カズオ魂です。
金曜日のテーマは 「業界ぶっちゃけ事情」
先週手に入れた求人情報誌
資格の大原発行「会計税務の就職情報」夏号
北海道版(15社)
首都圏版(163社)
東海版(54社)
関西版(63社)
九州版(20社)
※カッコ内は掲載事務所数
の5冊をもとに
求人情報の見方を 求職者の立場に立って
この業界独特の部分に絞って見て行きます
①事務所名
鯨会計事務所
有限会社鯨計算センター
このように2段書きの事務所がありますが 気にしなくていいです
節税対策等でわけているだけです
②事務所設立年月日
これも気にする必要はありません
平成19年設立 など やたらに新しい事務所が目に付きます(特に首都圏版)
これは 個人税理士事務所から税理士法人 という形に組織変更しただけ
のところがほとんど
親切な事務所は 設立平成18年(創業昭和51年) などとなっています
③従業員数
今回驚いたのがこの部分
募集事務所の8割が従業員数10名以上の大型事務所
ただ業界的には10以下の事務所が大多数なので
ここは本人の考え方次第です
④給与
北海道版では正社員15万円というところが 5社ほどありますが
この業界こんなものです
大手企業並みの条件の事務所もチラホラありますが・・・・
この部分は 鯨税理士が詳しいので 来週以降鯨税理士が金曜日を担当
するときに触れてもらいましょう
⑤福利厚生(特に社会保険部分)
2パターンあり
パターン1:健康保険、厚生年金、雇用保険
パターン2:税理士国保、雇用保険
両方とも健康保険証は貰えます(税理士国保でも問題なし)が
パターン2の場合は国民年金に自分で加入する必要あり(月額1.4万ほど)
(将来の受取額にも影響があります)
⑥休日
・土曜休みと書いておきながら 土曜の勤務時間が書いてある事務所多数あり
確認した方が無難です
・完全週休2日制も曲者
1週間に休みは2日ということで、
祝日のある週は土曜出勤(祝日が2日ある週は土日出勤)の場合あり
これもしっかり確認してください。
ただ、この業界(というかこの仕事)
資格を持つ人々 特に所長は 土日なしです
だだおは月勤務時間が300時間を越えることもあるし
鯨税理士も平日終電&ほとんど休みなしです
やりがいはありますが 楽な仕事ではありません
⑦最後に
先週税理士試験が終わり 今から就職活動という方もたくさんおられると
思い 今日は「会計事務所の選び方」を書いてみました
実際、入社してみないと分からないことがほとんどですが
・新卒 とか
・業界未経験(他事務所経験者を嫌う事務所も多数あり)
というのは 一度しか使えない大切な武器です
しっかり考えて調べて自分に一番会った事務所を見つけてください
今日の『嬉しかったこと』
サムライ前田智徳 久々の2安打 2000本まであと17本
さあ 明日はいよいよ鯨税理士登場です
(会員番号もどうするのか楽しみ 無難に3番?それともエースナンバー18番? )