鉄道で行こうと思えば本数は少なくとも行けるが、車やその他の手段での到達が極めて困難な駅。これぞ秘境駅である。 その中でもトップクラスが大井川鉄道井川線尾盛駅である。
この駅へ通じる車道はもちろん歩道すらないという、存在価値自体に疑問符がつく駅である。なんでこんなとこに「鉄道の駅が?」という、秘境駅の原点を体現できる貴重な駅である。
尾盛駅へ徒歩or走り(自転車は不可能だろう)で行くには、お隣の「接阻峡温泉駅」から行くしかない。他方のお隣「閑蔵駅」からはおそらく不能。
というわけで、わざわざ関西から車で「接阻峡温泉駅」へ行った。
極めてあほらしいといえばそれまでであるが・・。
やみくもに行っても、尾盛駅から接岨峡温泉駅へ戻るには鉄道しかない(来た道を再び戻るのは嫌だ)ので、本数は限られるんでそこのところは計画的に実施。
13時前に接岨峡温泉駅到着。
予定では13時50分ごろ尾盛駅発の列車(電車ではない!)で戻るつもりであった。ワタシも同行者も陸上競技長距離をしており、そこら辺の人より体力には自信があるので、まぁ簡単に可能だろう~~
スタート地点
これから山へ入るのだが・・・・・・軽装。。。。。。
接岨峡温泉駅すぐのトンネル横の小道を行く。
いきなり蜘蛛の巣攻撃を受けるが順調に進む。途中上下の分かれ道があり、どっちに行っても行けるのだが、下に降りる道を行くと吊り橋があり面白い。
吊り橋を2個渡り、再び登りに入る。
運よく列車(電車ではない)に遭遇vvvvvvvvvvvvv
乗客が我々に気付いたのか不明だが・・・
この辺りまでは、蜘蛛の巣攻撃に合うものの、まぁ困難なく普通に来れる。
問題はこの後であった。
坂を登りきったところに分かれ道があるが、進行方向(右)に進めばよい。ちょっと行くと、小屋があり、そこを越えた所からが・・・・・。
道なき道である。
途中、がけ崩れ、路盤崩壊してる所があり、その度に這いつくばって慎重に進む。
で、しばらく行くと、またまた分かれ道。(まっすぐと左折)
どっちに行けばいいのか????????
とりあえず、まっすぐ行く。。。。。。。。。
なんだか、岩場にさしかかり、もはや完全に道ではなくなる。
どう行けばいいのかさっぱりわからなくなったが、そこで救いが!!
なんと、列車の走る音が聞こえるじゃないか!!時計を見ると・・13時50分。おそらく乗車予定列車である。ということは・・駅が近い!!
とかく、音が聞こえた方向に岩場を下る。
なんとか下った所は、小川が流れていた。


どこにも駅がある気配はなく、どこなのかさっぱりとわからない遭難状態と化した。
川の源泉があったり、超巨大カエルがいたりとなかなか面白くはある。
とかく、その場にいても仕方ないんで、小川を下ればどっかに行き着くだろうと考え、下る。
で、到達したところが、素晴らしき大井川のほとり。

「何もない素晴らしさ」がそこにあった。
が駅はない。線路もない。
素晴らしいところではあったが、そのままいてもそのうち日が暮れて、遭難しかねないし、上流にはダムがあるはずなので、万一放水されたら、溺れかねない。
筏を作って川を下るか、来たであろう道を戻るかしかない。





