《戦評》
勝てると思ったけどな。
2対3のままだったらワンチャンあると思ったけど、6回表の追加点献上で勝負あったわ。
先発・伊藤将司投手は6回4失点。
3回表の逆転3ラン被弾はエラーがキッカケなので嫌な流れではあったけど、不調の大山選手が打った後だっただけに粘って欲しかったですねぇ。あのイニングを0に抑えていればチームも乗って、4回裏なんて1点に留まらず複数得点が出来てたんじゃないかなと。
“たられば”を言ってもしょうがないけど、流れ的にはそんな感じだったかなと想像してます。
で、今日は序盤に渡邉諒選手が2つエラーしましたけど、これはファーストやったりサードやったりしているのもそうだし、“大山、佐藤輝”の2人が1軍にまた揃ったことで自分のスタメンの機会が減るんじゃないかという焦り……そういう背景を考えたらしょうがないかなと思います、僕は。
これでさ、なべりょが結果出てないんだったら『何やってんだよ。』って話だけど、打席数が少ないとはいえ打率は大山選手とサトテルより上だからね。2人の穴を埋める活躍をしていた中で、2人が戻ってきて昨日早速“大山、サトテル揃い踏み”なんて見せられたら、そりゃあ焦るって。普通にプレーしろ、っていう方が難しい。
なべりょも『ファンが誰を求めているか。』を分かってるだろうからツラいと思うよ。昨年散々叩かれて、今年は結果を出してファンからある程度支持は貰えてるけど、いかんせんポジション争いのライバルがチームの看板選手2人だからね。
大山選手はこの2試合で結果を出しているけどまだまだ分からないし、サトテルもなかなか良くならない……。
って考えたら、なべりょの存在は凄く重要でここで“大山、佐藤輝”の2人に気を遣いすぎて、結果を出しているなべりょの出場機会が極端に減るっていうのは良くない。
結果を出していれば看板選手がライバルだとしてもポジションを掴めるんだよ、っていうのを監督・コーチが言葉なり起用法なりでなべりょに伝えるべきだと思う、これは。
まあ、どんでんは『そこまでしなきゃアカンの?』って言うだろうけど、なべりょが今置かれている状況は想像以上にしんどいと思うよ。