【第3回】下降線のスターダスト。 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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第3回は2014年2月の『THE NEW BEGINNING』シリーズから。
2014年は広島と大阪でビッグマッチがありました。


〜『THE NEW BEGINNING』主な出来事〜
《広島》
棚橋 弘至がリマッチでも中邑 真輔を破り、「IWGPインターコンチネンタル王座」初防衛。
《大阪》
石井 智宏内藤 哲也を破り、「NEVER無差別級王座」初戴冠。
オカダ・カズチカ後藤 洋央紀を破り、「IWGPヘビー級王座」V8達成。試合後に柴田 勝頼が詰め寄るも、オカダは『NEW JAPAN CUPに優勝してから来い』と相手にせず。
etc.


広島大会はCSテレ朝チャンネルで生中継があったので観ましたが(観たのはメインだけだった気がする)、大阪大会はPPVのみだったので後日ワールドプロレスリングで観ました。

広島のメインで行われた“棚橋vs中邑”のインターコンチ戦は東京ドーム大会のリマッチは、棚橋さんのドラゴンスープレックスホールドで3カウントという珍しい決着……まあ、当時はこれが珍しいのかなんて分からなかったけど、『棚橋さんのフィニッシャーはハイフライフロー』と観ているうちに分かってきて、広島大会のインターコンチ戦の印象が濃くなっていきました。


大阪大会のメイン「IWGPヘビー級選手権試合」“オカダvs後藤”は、試合内容はあまり覚えてないけどオカダさんの入場時に「バディファイト」の恐竜が出てきたのは覚えてます(^^;;



さて、今回取り上げる試合はコチラ。


2014年2月11日大阪府立体育会館
『THE NEW BEGINNING in OSAKA』
「NEVER無差別級選手権試合」
《第2代王者》
内藤 哲也
vs
《挑戦者》
⭕️石井 智宏(CHAOS)
23分41秒
垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
王者が3度目の防衛に失敗



『NEVERに魂を吹き込んだ男』と称される石井 智宏選手が初めてNEVERを取った試合。
G1を制したものの東京ドーム大会でオカダさんに破れ、踏ん張り時を迎えた内藤さん。そこに立ちはだかったのが石井さんであり、タイトルマッチの舞台は内藤さんにとって試練の地である大阪。


東京ドームで夢を掴めず、ファンの期待値が下降気味の“内藤 哲也”と、田中 将斗さんとのNEVER戦で強烈なインパクトを残し、初出場のG1でも棚橋さんから白星を挙げて期待値が上がってきている“石井 智宏”のマッチアップ。
そして何より大阪のファンは内藤さんにブーイング……これは2012年2月に内藤さんがオカダさんに挑戦表明した後に『IWGPヘビーのベルトを取った時は大歓声、取れなかった時はブーイングを。』って大阪のファンに自分でお願いしてたんですよね。
この試合でも内藤さんはブーイングをもらっていて、見始めた時はこの内藤さんのマイクを知らないので、『本隊側なのにめちゃくちゃブーイングされてるやん…何で?』って思ってました。
今なら僕は石井さんを応援してると思うけど、当時はプロレスにハマるキッカケになった選手の1人だから内藤さんを応援してたなぁ……これ、同じようなことを前回も言ったな(笑)。


前哨戦は王者の内藤さんが石井さんに対して一貫して上から目線でしたが、前哨戦で一度石井さんが内藤さんからフォールを奪ってます。もうなんか、この結果からも“石井さんの勢いを止めきれない内藤さん”みたいなのが見えますね。
でも、なかなか上手くいかずにもがいてる内藤さんを僕は『応援したい‼︎』って思っていたんですよねぇ(しみじみと)。


振り返ってみるとテーマが結構あった、このNEVER戦。試合自体も凄くて、終盤のヘッドバット合戦とか強烈でした…。ちょっとスカしたりする今の内藤さんも好きですが、この頃の闘志剥き出しで相手に向かっていく内藤さんも好きです。


試合が終わると“石井コール”が自然発生していて、“試合で魅せる”の究極形のような試合でした。
でも、その試合内容と同じくらい印象に残っているのが、内藤さんが入場時にトップロープに登ってポーズをとる際に手が滑ったのか、“NEVERのベルトをリング上に落としたこと”……この瞬間、運命は決まってしまったのかもしれない(^^;;



勝った石井さんはNEVER初戴冠だけでなく、新日本参戦から8年で初めてのタイトル戴冠。今となってはNEVERだけでなく様々なタイトルの戴冠歴を誇る石井さんのある意味“始まりの瞬間”をファンとして観れたのは嬉しいです。そういうのもあって、個人的にはプロレスファンになるキッカケになった4選手に対しての感情とはまた違う特別な感情が石井さんにはあります。
まあ、この時は内藤さんを応援してたんですけどね(苦笑)。



続く。。。