こんにちは。レニアの闘病に欠かせなかったのがインターフェロンです。前回の記事の前にご説明するつもりでしたが、タイミングが合いませんでした。なかなか難しいですね


まったりです


レニアの体になるべく負担をかけない治療法。まずは抗ガン剤になりますが、肥満細胞腫に効果のある物は残念ながら見つかっていないようです。リンパ腫用の物を応用している感じでした。
今では分子標的薬が認可されましたが、当時はありませんでした。


ワカサギ釣り 釣った魚が気になりました

しかし方法がありません。手始めにアスパラギナーゼという副作用の少ない物を投与しましたが、全く効果がありませんでした。



あまり気が進みませんでしたが、本格的に抗ガン剤を始めようとした時、レニアに貧血症状が出て延期になりました。

これがその後のレニアの治療の道を開きました。
症状の回復を待つ間、若い獣医さんが探してきてくれたのが「インターフェロン」による治療です。

文献のみの情報で根拠も治療法もわからないけど、何頭かのワンちゃんで効果があったらしいから、ダメ元で試してみてはと提案がありました。

これがレニアに劇的に効きました。


朝霧高原のオフ会に飛び入り参加。皆様にはその後失礼して申し訳ありませんでした


ステロイドにも反応しなかった腫瘍が1~2週間でみるみる小さくなっていきました。

投与法はよく分からないのでアトピー性皮膚炎の治療法に準じることにしました。
1本当時1500円(レニアは保険に入っていたので750円)の「インタードッグ」を週3回
3500円(1750円)の「インターキャット」を週1回
1クール4週間を2クール

その後は都度相談しながら進めていくことになりました。飼い主も、先生たちも手探りです。

おかげで並みのドクターよりも肥満細胞腫に詳しくなったかも(笑)

決して安くはありませんが、都度血液検査をしないといけない抗がん剤よりは安価で、副作用はありません。

殆ど成果が確認されていない治療法で、眉を顰める先生もいらっしゃいましたが、これに賭けることにしました。
レニアはラッキーでした。


もちろん厳密に言えば「治療」ではありません。免疫力に働きかけて癌の活性化を抑えるだけなので、レニアの加齢に従って効果が低下すること、他の病気になればアウトなことも分かっていました。

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今日の一本:「アリスのままで」

ご存知ジュリアン・ムーアのオスカー受賞作

キャリアもプライベートもパーフェクトな聡明な女性、アリスが若年性アルツハイマーを発症し闘病する姿と、家族愛が描かれています。



身近に認知症の方がいるかどうかで感じ方が違うでしょうね。

ムーアの「癌なら良かった」というセリフに愕然としました。わたくし、全く同じことを何年か前に言ったことがあるからです。自分のことではありませんが。

本人を主体に描くか、介護する家族を主体に描くか。

前者ならこの映画や「明日の記憶」のような感じになり、「きれいごと」と評価されることは否めません。
後者なら「ペコロスの母に会いに行く」や「花いちもんめ」の様な感じになり、介護を通じていろいろな絆を深める設定にはなるけど、壮絶な戦いがあることが強調されます。

映画のレビューは客観的にと心がけてはいますが、やはり家族の苦悩が切実に伝わってこなかったのが、ありきたりな映画になってしまった原因かな?


次女と夫の気持ちをもっと描いて欲しかったかな?

ただアレックさん。いくらフラフラしてるとはいえ、娘に押し付けて行ってはいけません。

介護施設に入れることは、洋の東西を問わず家族には断腸の思いですが、キャリアを諦められないなら、近くの良い施設に入居させて毎日ココナッツブルーベリーアイスを持って通い、ハグしてあげて欲しい…

住み慣れた環境で過ごさせてあげたいと思う気持ちはわかりますが、いつかできない日が来る。それならできる限り一緒に居られる時間を持って欲しい。

そう思ってしまいました。

監督は自身もALSを患うリチャード・グラツァーという方。残念ながら完成後すぐに亡くなったようですね。

ジュリアン・ムーアは最近結構キワモノっぽい役などを演じることもあり、心配していたのですがこれで軌道修正できるかな?

綺麗なケイト・ボスワース。このまま脇役で終わらないで!のエールを込めて★★☆☆☆



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