お疲れさまです～!!
急に防犯意識が高くなったフットナースです(^-^)
さてさて、職場の皆さまに「事故らんようにね！」と送り出されて慌てて帰宅。
家の前に警察のバイクが２台。
玄関は開け放たれ、家の中から普段とは違うものものしい空気が…そーっと覗き込むとガタイの良い警察官が２人何やら作業中、奥の方には事情聴取を受けるだんなさん。
「あの～、この家の者なんですが、入ってもいいですか…？」
「あ～、待って!!今、粉ふったとこやから！」
お～!!
これは俗に言う『現場』!!
(カッコいい！いやいや、言うてる場合ちゃう…)
落ち着いたところで家に入りましたら…
いやぁ、ほんまにぐちゃぐちゃでした。
とりあえず全部屋ひととおり荒らされてました。
家中の引き出しという引き出しは全部あさられ、ご丁寧に天袋もあさられ(よう届いたな～)、書類系はバラバラに投げ散らされておりました…。
(うわぁ、コレ片づけんのイヤやなぁ～)
侵入経路はベランダ側の窓ガラスを割って鍵を開けるというありがちな手口。
あぁ、ガラス強化フィルムとか貼ってれば…。
ところが肝心の被害が貯金箱の中に入っていた小銭のみ(500円玉×20枚ぐらい)。
すぐそばに現金も財布もあったのに手をつけず、指輪や通帳なんかも引き出しから外に出して見つけているにもかかわらず取られてない…。
ひょっとして今回は下見で本番は後日!?
コワすぎです…。
「奥さんも持ち物の被害状況確認して下さいね」
渡された白い手袋。
(カッコいい！いやいや、言うてる場合ちゃう…)
現場検証開始後１時間ぐらい経った時点で、急にオラオラ系の警察官が２人追加でやって来ました。
そして家中の写真を撮り始めます。
「ゲソは？」
「クロックスっぽいです」
「マルガイ奥さんでいいですかね」
「世帯主はだんなさんやろ」
ゲソ？
マルガイ？
専門用語が飛び交います。
(カッコいい！いやいや、言うてる場合ちゃう…)
それにしても、泥棒のくせにクロックスはくなよな！
家の中にマッチョが４人…話聞き係、被害届書き係、写真撮り係、粉々に割られたブタの貯金箱をとにかく入念に調べ係、思い思いに各自の作業に没頭しています。
せ、狭い…！
うちんち狭い!!
スペース的にも存在感的にも、うちら２人超居場所なし
終盤にうちらの指紋をとる作業があったんですが、警察官の人が上から指をぎゅうぎゅう押さえつけるんです。
(おいおいマッチョ！力加減!!)
すべての作業が終わって警察官の人たちが帰っていったのが９時前。
まず真っ先に出た言葉が「お腹空いた」な私とは裏腹に、第一発見者であるだんなさんのショックは大きく、食欲も失っている有様でした…。
とりあえず翌日そっこう３階以上への振替希望を出しました。
教訓：高層階に住みましょう!!
(ただし、ピッキングには要注意)