神戸北区で殺人事件を起こした元少年(30)精神疾患は誤診で「詐病」@PTSD の疑い | 翠雨★PTSD予防&治療心理学研究所

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PTSDが爆発的に流行しています。
心的感染症ですから、もはや万人にとって他人ごとではないのです。健康で自分らしく個性的に天寿を全うするためにPTSDを学びましょう✨





神戸市北区の路上で


2010年10月


高校2年の男子生徒を刺殺し


殺人罪で起訴された


当時17歳の男(30)は


事件当時、精神疾患があったと主張してきましたが



 善悪の判断能力などが著しく低い心神耗弱状態



裁判員裁判のなかで


鑑定医は


「精神障害はなく



過去に適応障害の診断を受けた「診断は間違いだ」 =誤診


起訴前後に行われた2度の精神鑑定とも


刑事責任能力は問える



統合失調症を装った詐病の可能性高い」と証言したそうです。



事件当時にあったとされる幻聴や妄想は


「(統合失調症の)病的な特徴を備えていない」


一方で


詐病者の具体的特徴(10項目)のうち8項目で該当








恋愛がらみのトラブルがあったらしい。




似たようなものに反応@般化 する八つ当たり  で



現実検討能力の欠如というと統合失調的だが


PTSDの認知の歪み





HSP@現在流行しているとされるPTSDの一症状


HSP(とても繊細な人)とは? ストレス・お悩み解決術 | NHK健康 ...



ストレス脆弱性


劣等感を補うための行動を繰り返す中で


暴力に走りやすくなったのなら


依存性があり



DVと同じですね。



どこからみてもPTSDということになります。 




『思い出のマーニー』のころには


幻覚・妄想などは


PTSDでも起こるし


それは病理ではなく自己治癒のための


好転☯反応であること


だから薬で抑えるのはまちがいであることが


世間でも常識になりました。







無意識のうちに

真似てしまうのですから


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嘘つきというのとはちょっと違うので


それが虚言になるなら

誤診をした当時の精神科医も

流行にかぶれていた(思い込んでいた)便乗犯(共犯)


 

そこは少し気の毒ですね。

 

 

予後のためにも診断は大切です。