日本政府は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受ける中南米及びアフリカの計17カ国におけるワクチン接種の加速化を支援するため、国連児童基金(UNICEF)に3,000万米ドルの緊急無償資金協力を供与することを発表しました。
日本政府によるこの新たな資金協力により、各国の隅々まで安全かつ公平にワクチンを行き届かせるための「ラスト・ワン・マイル支援」の一環として、UNICEFは中南米7カ国とアフリカ10カ国において、ワクチンを適切な温度で安全に運ぶためのコールドチェーンの整備や、ワクチン接種を加速するための能力強化支援などを行います。
世界でCOVID-19のワクチン接種が進む中、アフリカにおいてはこれまでに、計3億9,415万回のワクチン接種が行われてきましたが、これは全世界のワクチン接種回数の4%に過ぎず、同地域の2回目接種率は人口比12.8%です※1 。また、2回目接種率が人口比63%※2に及ぶ中南米においても、国家間での接種率の格差が課題となっており、本支援の対象国であるボリビアやホンジュラス等の国々においては、接種率向上のための取り組みが急務となっています。