私は 彼(被害者少年)のことを 小さな頃から知っています。
おとなしくて、 はにかみ屋で、
いつも お母さんと一緒。
母親は サンデークラスで先生をしている。
大人を陥れるなんて、
12歳のあの子が するわけはない。
母親が 息子に
加害者の無罪を告げたとき
少年は
下を向いて うなずいていました。
告発は、
刑罰を望んで 打ち明けたのではなく
お母さんに 言いたかった。
大人に、 ヘンな事された。 と 話したかった。
あの子は
逆に、
おとなしいから 狙われたのだと
そう思いました。
そして・・・・
当時、
あの裁判で 無罪になった 加害者は
そのあと すぐに
結局は 刑務所に。
無罪なのに 刑務所。
そのわけは、
保釈中、定められた時間に
自宅に留まらなければならないという法に反して、
警察が訪問した時、
その男は 外出していて、保釈の規定を破りました。
そういう法律違反をし、
性犯罪ではなく
別の罪で
ち~ん
収監されたのでした。
神の知る処
神のなせる業
そう言っていた
少年の母親。
あの人にだって家族がある。
加害者側の家族をも 心配していた あの母親。
父親が性犯罪者だなんて。
あの男の娘たちが いたましい。
だから、
That's enough. の結果だったかもしれない。