空き巣にあうなんて アンラッキー！！！
犯人捕まり 転じてラッキー！！！ 
でも その犯人は 未成年 
どうしたの！？ 何が 君をそうさせた？
ここの国、けっこうな貧富の差があるのです。
公立学校は ランク付けされていて、
貧しいエリアの子供達の学区の学校は ランクも低く・・・
貧しさで 朝食ぬきで登校する子供達のために
企業の寄付で、 牛乳と シリアルが 学校で無料で食べさせてもらえたり、
文房具や ユニフォームのお下がりの用意があったり。
貧しさの原因は、 親が病気だったり、
ギャングだったり、 無職だったり。
様々な支援はあるけれど、
支援があるから 親が社会に依存しすぎてしまう。
支援で生き延びられるから、それ以上の努力はしないですむ。
支援が裏目に出て、 親の勤労意欲が低下する。
支援でも底辺の生活ができてしまうから 現状満足。
そのため 子供たちの貧困を招いてしまう矛盾・・・・
向上心のない大人たち。
あの少年は どんな家庭で育ったのだろう？
盗品は 売りさばかれていた。
わたしのパソコンも 部品ごとに分解されて 売られていた。
少年の母親が 海外。
父と二人暮らし。
高校は、素行不良で退学させられ・・・・。
素行不良や犯罪に走る未成年。 大概は貧しいエリアの出の子供たち。
椅子にうな垂れて座ったままの少年。
12件の空き巣と、傷害1っ件。
犯行すべてを 認めました。
そして、 被害者からの感情陳述。
私が彼に話しかける番です。
「あなたの顔を見て話したいのです。 顔を上げることはできますか？」
少年のとなりに座っている男性ソーシャルワーカーが彼に何か話しかけています。
下を向いたまま 二、三 首をうなづくようにしながら
少年は 顔を上げました。
しかし
すぐまた 元通り、 視線を下に向けて
うな垂れた。
「私を見ることができないのですね。
それでは、 そのままで かまいません。
あなたは 私を正面から見られない。
それが あなたの心の表れでしょう。
あなたの態度から、 私は あなたがどんな気持ちでいるのか わかります。
それを 言葉にできますか？」
し～～ん 
裁判用に話す、私の英語だって限界があるんだから！！
つづく
