私が在籍しているこの団体の親元は NGO。
企業の寄付やファンドレイズ、ボランティアで成り立っている。
敷地の庭掃除をしてくれる ボランティア。
畑の作物の寄付、 スーパーから缶詰の寄付。
衣類の寄付や 文房具の寄付。
子連れの生徒のために おもちゃの寄付。
ありとあらゆる善意で成り立っているのです。
その日は
エクササイズのクラスの日でした。
市内のYMCAから ボランティアの先生が 来ます。
エクササイズの授業は 運動不足な私にとって(実はみんな)
心身がリフレッシュできる 楽しい時間でした。
こんな筋肉 いつ どこで 使う? というような ストレッチ法を習ったり、
散歩に出て だらだら しゃべり歩きをしたり。
体を動かし、自然の中を歩くのは 非常に気持ちがよかったのを覚えています。
こんなふうに
DV被害者たちの心のケアに即した
計算されつくしたクラスが用意されていること。
本当に感謝です。
散歩から教室に戻ると
新しい生徒が増えていました。
途中から入る受講生もいます。
彼女の名前は ローズ。
午後の授業の時に 自己紹介がありました。
小さな声で おどおど話す被害者女性が多いのですが
彼女は はきはき クリアな英語で あいさつをしました。
シェルターに逃げ込んで そこから このコースに通ってきているとのこと。
そして
彼女が最後言ったのは
「不幸なことに 私は 今 妊娠しています。」
暴力夫の子供を。
クラスメイトは一様に 気の毒な。 という表情で 視線を下におとした。
普通なら
おめでとう。と華やぐ場面なのに。