上京
4月から東京大学に入学する息子の引っ越しに伴った。西日本から東日本へ。引っ越しまで怒涛の日々だった。仕事の休みの日には買い物、仕事から帰ったら夜中に梱包、引っ越しの前日は息子は高熱。嬉しいも寂しいも感じる暇はなく、ただ大変だった。
全てを終え今帰路の新幹線の中。込み上げる寂しさを抑えるのが。。苦しくてならない。忙しい中一緒に買い物した時間が何とも愛おしい。まだ別れてから数時間も立たないのに心配になる。親バカだ。。。
3日間息子の部屋に一緒に滞在し、一人暮らしの準備をした。味噌汁の作り方、サラダ、カレーだけはマスターさせた。昨夜は息子は早々に包丁で指を切り、バンドエイドを買いに走った。
彼の為に出来るだけ自分でやらせ、OJTした。電気、水道、ガスの開局から洗濯の仕方、干し方、冷凍の仕方、ATMの使い方、振り込み方、ゴミの出し方、創業44年、とんねるず石橋が通う近所の定食屋さんで息子の顔を売り、ICOCAならぬPASMOも買わせた。
「レタスって幾らが安いの?ヨーグルトは贅沢やし要らん。米は幾らやが安いの?」一々値段が『安いか?』を確認し、『要らん』を繰り返す息子の姿を思い出すとまた涙が溢れる。
甲斐なくて心配掛けてごめんなぁ。「母さんがいる時は遠慮しないの!」そう言って冷蔵庫をいっぱいにしてきた。新品の眼鏡に靴に鞄、スーツに時計、これで一人前の大学生やなぁ。。貧しいながら(笑)精一杯の準備はしてやったつもり。
あと私が出来る事は息子を信じる事。そして知らない土地で不自由なく、心身健康に、自分の目標や人生の目的にただただ邁進できるように。。と、毎日祈ってやるだけだ。
神様どうぞお見守り下さい。
