Planar 1:1.4/50 T* - MMJ Carl Zeiss (Y/C)
撮影はα7Rで行ったが、上の写真のカメラは、コンタックス167MTだ。
ヤシカ/コンタックス(Y/C)による標準レンズだ。このレンズの設計はドイツのカールツァイス、製造は日本だ。
1975年、ヤシカとツァイス・イコンは、一眼レフカメラおよびレンズ製造のために業務提携し、コンタックス・ブランドを立ち上げた。
この6群7枚のダブルガウスタイプのMMレンズは、それまでのAEレンズの露出制御系をブラッシュアップする形で、1985年に発売された。
ヤシカ/コンタックス(Y/C)による標準レンズだ。このレンズの設計はドイツのカールツァイス、製造は日本だ。
1975年、ヤシカとツァイス・イコンは、一眼レフカメラおよびレンズ製造のために業務提携し、コンタックス・ブランドを立ち上げた。
この6群7枚のダブルガウスタイプのMMレンズは、それまでのAEレンズの露出制御系をブラッシュアップする形で、1985年に発売された。
コアなファンはこのレンズを「標準レンズの王」と呼び、ほとんど信仰に近い賛辞を送っている。
今回ご紹介するレンズはMMJ(後期:日本製)だが、コアすぎるファンはそれに飽き足らず、AEG(前期:ドイツ製)だけを本物のプラナーであると断言する。
で、ついでに、日本製を偽物呼ばわりする。(^^;
まあ、そのぐらい評価されているレンズということだ。
ダブルガウスという光学系は、カール・ツァイスによって1897年に発表された。つまり、100年以上も前から存在する光学系だ。
しかし、ダブルガウスが真価を発揮するのは、コーティング技術が発達した1960年代あたりからだろう。それ以前の技術ではこの光学系を生かすことはできなかったのだ。
このレンズとはひさしぶりに勿来の関に行こう。観光名所は数多くあるが、ここほど多くの文字列に濃密に彩られた場所は無いように思う。
それほど広くない場所であるにもかかわらず、どこを見ても文字列がぎっしりとひしめいているのだ。
ナコソタイムスでも眺め、八万太郎義家の歌に耳を傾けながら、この場所をめぐろう。